下山田駅(しもやまだえき)は、かつて福岡県山田市(現・嘉麻市)下山田463番地に設置されていた、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。
日本国有鉄道(国鉄)の駅として設置され、上山田線と漆生線が乗り入れていた。JR九州に継承されたのち、上山田線の廃止に伴い1988年(昭和63年)9月1日に廃駅となった。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有する駅であり、業務委託駅として営業していた。木造駅舎を併設する駅であり、石炭の積み出しも行っていた。前述した駅舎はこの当時に建てられたものであった。なお、線路名称上は当駅が上山田線と漆生線の分岐駅として扱われていたが、実際は当駅から1.7 km飯塚寄りの嘉穂信号場で分岐しており、漆生線の列車はすべて上山田線の上山田駅方面へ直通運転していたため、中間の駅としての役割しかもっていなかった。
輸送量・収入
年度
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旅客(人)
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貨物量(トン)
|
旅客収入(円)
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貨物収入(円)
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1924 |
104,704 |
216,692 |
21,514 |
291,296
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1928 |
164,548 |
372,972 |
34,993 |
503,639
|
1931 |
115,323 |
316,387 |
24,717 |
433,952
|
1935 |
141,824 |
541,612 |
36,160 |
751,639
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駅周辺
現状
跡地は公園となっている。
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 上山田線
- 大隈駅 - (嘉穂信号場) - 下山田駅 - 上山田駅
- 日本国有鉄道
- 漆生線
- 才田駅 - (嘉穂信号場) - 下山田駅
脚注
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、803頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “第五次「営近」交渉まとまる 門鉄、国鉄門司地本と”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年2月21日)
- ^ “きょうから第五次営近実施へ 門鉄”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1974年3月5日)
関連項目