七瀬川(ななせがわ)は、京都府京都市伏見区を流れる淀川水系の一級河川。
地理
伏見区深草地内の大岩山を水源として東西に流れ、藤森神社の北で鴨川運河の下をくぐり、東高瀬川に合流する。[1]
名称
名称の言われは2説ある。
1説目は川筋に七橋(笹谷橋・谷口橋・谷口西橋・筆坂橋・直違橋・七瀬川橋・蓮心橋)が架けられた、もう1説は、大岩山の谷口から東高瀬川と合流するまでの間に七瀬があったためである。[1]
河川幅の狭小さや暗渠部の存在等により、浸水被害が度々発生している。
治水安全度の強化のため、平成4年度から都市基盤河川改修事業が行われ、平成19年度に950mの区間で、水路を2段構造に分け、洪水時に増水した水を地下部にある下部河川に流す二層式河川として改修された。[1]
流域の自治体
流域
脚注
- ^ a b c d “京都市情報館・七瀬川”. 京都市役所 (2012年9月14日). 2015年9月13日閲覧。
- ^ 「京都市の地名」平凡社 1979年9月20日
外部リンク