『ワールド・トレード・センター』(World Trade Center)は、2006年のアメリカ映画。アメリカ同時多発テロ事件で崩壊したワールドトレードセンターを舞台にし、実話を元に製作されたノンフィクション映画。
ストーリー
2001年9月11日。ニューヨークは、いつもと同じ朝を迎えていた。港湾局警察に勤めるベテラン巡査部長のジョン・マクローリンや、同じく港湾局警察に勤めるウィル・ヒメノをはじめ、警察官たちも普通に業務を開始した。
だが、午前8時40分過ぎ、突如、タワー1(北棟)に、アメリカン航空11便が激突した。続いてタワー2(南棟)にもユナイテッド航空175便が激突。アメリカ国民だけでなく世界中の人が我が目を疑った。
ジョンたちは、上層階に取り残された人々を避難誘導すべく、さらなる恐怖が迫っているとも知らずに部下たちと共にタワーへ向かった。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- 港湾局警察官。勤続21年。1993年の爆破事件で救急班の一員として乗り込んだ経験がある。
- 港湾局警察官、ジョンの部下。
- ジョンの妻。
- ウィルの妻。
- 緊急救助隊員。
- 港湾局警察官、ジョンの部下。
- 港湾局警察官、ジョンの部下。
- 元アメリカ海兵隊二等軍曹。
- 救急隊員。
- アリソンの兄弟。
- 海兵隊軍曹。
- 港湾局警察官。
- 港湾局警察官。
- 港湾局警察官。
- 港湾局警察警部補。
スタッフ
評価
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは232件のレビューで支持率は66%、平均点は6.70/10となった[3]。Metacriticでは40件のレビューを基に加重平均値が66/100となった[4]。
製作秘話
- アドバイザーとして映画についた二人は、あくまで事実に忠実に撮影するよう進言。ニコラス・ケイジがビル内で崩壊寸前に別の警官と話すシーンをオリバー・ストーン監督が消防署員に演出を変更しようとしても、マクローリンは「あの時出会ったのは警官だった」と譲らず、結局監督の方が折れたという
- 救出に出た海兵隊の軍曹を名乗る男性は、元海兵隊員で普通の市民である。
- ジョン・マクローリン(英語版)、ウィル・ヒメノ(英語版)本人も特別出演している。その他、消防隊や警察官など、当時の救助に参加した隊員もエキストラとして出演している。
- 事件後のヒメノは、恐怖体験によるPTSDから逃れられず、食に走り、見る影もなく激太りしている[5]。
脚注
関連項目
外部リンク
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