ワンダースワンのゲームタイトル一覧(ワンダースワンのゲームタイトルいちらん)では、ワンダースワン、ワンダースワンカラー対応、ワンダースワンカラー専用として発売したゲームソフトを発売順に列記する(全199タイトル)。なお追加要素を含まないベスト版などは除く。
ワンダースワンは1999年に4,800円という安価で売り出され、翌年にはカラー表示に対応したワンダースワンカラーが6,800円で発売された[1]。
また、2002年7月12日には視認性を改善するためにTFT液晶を採用したスワンクリスタルが発売された[2]。
本機の開発には、ゲーム&ウオッチやゲームボーイの開発で知られる任天堂の元社員・横井軍平がかかわっている[2]。本体同時発売タイトルの一つである『GUNPEY』はワンダースワンの代表作となった[2]。なお、同作は横井の遺作でもあり、作品名も彼にちなんでつけられた[3]。
アスキーによると、ワンダースワンのユーザーの7割が16歳以上とされており、ワンダースワンカラーは、14歳以下のユーザーが8割である任天堂のゲームボーイおよびゲームボーイアドバンスとの差別化を図るため、16~19歳の男女をコアターゲットに据えた[4]。
サードパーティーではファイナルファンタジーシリーズをはじめとするスクウェアのヒット作が移植されたほか、「サガシリーズ」のゲームクリエイターの河津秋敏が手掛けた『ワイルドカード』などのワンダースワンオリジナルタイトルも登場した[1]。
また、本機は縦画面でも遊べることから、縦書きのノベルゲームや、『クレイジークライマー』のように高さが求められる作品では縦画面が有利に働いた[2]。
その後、バンダイとキュートが共同で、ワンダースワン用のプログラミングツール・ワンダーウィッチを用いたコンテスト「WonderWitchプログラミングコンテスト」を開催し[5]、『JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition-』[6]などの入賞作が商品化された。
一方、ワンダースワンは操作性の悪さが指摘されていた。
ワンダースワンのタイトル
ワンダースワン(モノクロ)のタイトルは1999年から2001年にかけて発売された。
発売年ごとのタイトル数(全108タイトル)は以下の通り。
- 1999年(全69タイトル)[8]
- 2000年(全38タイトル)[9]
- 2001年(全1タイトル)[10]
ワンダースワンカラー対応のタイトル
ワンダースワンカラー対応のタイトルは2000年から2002年にかけて発売された。
発売年ごとのタイトル数(全20タイトル)は以下の通り。
ワンダースワンカラー専用のタイトル
ワンダースワンカラー専用のタイトルは2000年から2004年にかけて発売された。
発売年ごとのタイトル数(全71タイトル)は以下の通り。
その他
非売品
発売されなかったタイトル
脚注
出典
参考文献
- 『ゲームラボ年末年始2022』三才ブックス、2021年12月21日。