ロベルト・サーラ

ロベルト・サーラ ローベルト・ザーラ (Robert Sara、1946年6月9日 - )はオーストリア出身の同国代表サッカー選手。ポジションはディフェンダー

1978年FIFAワールドカップ・アルゼンチン大会コルドバの奇跡を起こしたオーストリアA代表の主将を務め、オーストリア・ブンデスリーガの戦後最多出場記録となる581試合に出場した、オーストリア・サッカーを代表する名DFである。

18歳の頃に名将エドゥアルド・フリューヴィルト監督に発掘され、1960年代では画期的であったウィングバック、そしてオーバーラップを繰り返す攻撃的なサイドバックとしてFKアウストリア・ウィーンの主力選手となる。現役引退をするまでほぼ全てのシーズンを同クラブで過ごし、オーストリア・ブンデスリーガで戦後最多出場記録となる581試合に出場、リーグ優勝9回、オーストリア・カップ優勝6回、UEFAカップウィナーズカップ準優勝など輝かしい形跡を残す。数多くのオファーがドイツスペイン等から舞い込むものの、強い愛国心から生涯現役をオーストリアで過ごす。

19歳でオーストリアA代表でのデビューを果たすと、初戦のイングランド戦で勝利の立役者となる(スコアは3‐2でオーストリアの勝利)。1978年まで代表でプレーを続け、1978年FIFAワールドカップ・アルゼンチン大会では主将として、個性あふれる選手を1つのチームにまとめ上げ、コルドバの奇跡を起こし、7位という好結果を残す。また自らも同大会のFIFAオールスターチームに選出されている。

獲得したタイトル