クェゼリンにおけるインフラとRTS司令部
大気圏外迎撃ミサイル (運動エネルギー弾)、2001年12月3日メック島 (英語版 ) より打ち上げ
クェゼリン環礁 で行われたピースキーパー 弾道ミサイル実験で大気圏再突入 し落下する再突入体 (MIRV )
ロナルド・レーガン弾道ミサイル防衛試験場 (英語 : Ronald Reagan Ballistic Missile Defense Test Site )は、太平洋 のマーシャル諸島 に存在するミサイル 試射場 。レーガン試験場やクェゼリン射場としても知られる。1,900,000 km2 の範囲とクェゼリン環礁 、ウェーク島 、オール環礁 のロケット 射場が含まれる。主にアメリカのミサイル防衛 と宇宙開発 の研究施設として使われている。レーガン試験場は米軍 クェゼリン環礁隊(USAKA)の指令下にある。
施設
多くの人員とインフラストラクチャー を持つミッション管制センターはマーシャル諸島 のクェゼリン環礁 に位置している[ 1] 。11島の環礁 の島々はマーシャル諸島共和国 との長期貸借契約に則って米軍が運用している。
試験場で導入されている装置類には、さまざまな追跡レーダー 、常設型と可動型のテレメーター 、光学記録装置、HANTRU-1 海底ケーブル を通した安全な光ファイバー 情報ネットワークなどがある。また、有人宇宙飛行 やNASA の研究プロジェクトで追跡所 としても使われている。
弾道ミサイル 実験、弾道弾迎撃ミサイル 要撃実験等の実験用射場として、また気象観測ロケット の打ち上げへ利用されているほか、スペースX 社がオメレク島 (英語版 ) を商用宇宙港 として利用している。
過去の名前
現在までに以下のような名前の変遷を経ている。[ 2]
クェゼリン海軍基地 (第二次世界大戦後–1959)
太平洋ミサイル発射施設、クェゼリン (1959–1964)
クェゼリン試験場 (1964–1968)
クェゼリンミサイル射場(1968–1986)
米軍クェゼリン環礁隊 (1986–1991)
クェゼリンミサイル射場(1991–1999)
ロナルド・レーガン弾道ミサイル防衛試験場(1999–現在)
関連項目
註
参照
外部リンク
座標 : 北緯8度43分 東経167度44分 / 北緯8.717度 東経167.733度 / 8.717; 167.733
アジア
欧州 北米
アメリカ
民間
南米 太平洋 廃止