インドネシア国立航空宇宙研究所(インドネシアこくりつこうくううちゅうけんきゅうじょ、インドネシア語: Lembaga Penerbangan dan Antariksa Nasional - LAPAN、英語: National Institute of Aeronautics and Space)はインドネシアの宇宙機関。1964年11月27日にインドネシアスハルト前大統領によって設立された。大統領諮問委員会である国家航空宇宙会議(DEPANRI)のもと、研究技術省と連携した大統領直轄の研究所で、リモートセンシング衛星データの活用と上層大気の研究開発を主要な活動としている[1]。過去20年間以上にわたって人工衛星、主にパラパ衛星を含む通信衛星を運用しており、これらはヒューズ(現:Boeing Satellite Systems)によって製造され、アメリカのデルタロケットや、欧州のアリアン4・アリアン5ロケットによって打ち上げられた。
1962年9月22日、AURI(Indonesian Air Force)とバンドン工科大学が提携する形でPRIMA計画(インドネシア語: Proyek Roket Ilmiah dan Militer Awal、最初の科学及び軍事ロケット計画)が始まった。このプロジェクトの成果として2つのカルティア(Kartika、星)ロケットシリーズとテレメトリー兵器の打上げが行われた。