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ルイス・サンヘル・アラエス(Luis Sangel Arráez,[注釈 1] 1997年4月9日 - )は、ベネズエラ・ボリバル共和国ヤラクイ州サンフェリペ出身のプロ野球選手(内野手、外野手)。右投左打。MLBのサンディエゴ・パドレス所属。
2013年11月21日にインターナショナル・フリーエージェントでミネソタ・ツインズと契約してプロ入り[3]。
2014年6月2日にR級DSLツインズ(英語版)でプロデビュー。このシーズンは同チームに専属した。シーズン成績は31試合に出場して、打率.348、0本塁打、15打点、OPS.833を記録した[4]。
2015年はR級GCLツインズ(英語版)に転属、このシーズンを専属した。シーズン成績は57試合に出場し、打率.309、0本塁打、19打点を記録[4]。オフにLVBP(ベネズエラ)のナベガンテス・デル・マガジャネスに所属、15試合に出場した[5]。
2016年はA級シーダーラピッズ・カーネルズに昇格、このシーズンを専属した。シーズン成績は114試合に出場し、打率.347、3本塁打、66打点を記録した[4]。オフも前年同様LVBPのマガジャネスに所属し、45試合に出場した[5]。
2017年はA+級フォートマイヤーズ・ミラクルに昇格し開幕を迎えた[4]。しかし、4月に右膝前十字靭帯を断裂、再建手術を行った[6]。以降このシーズンは全休となり、出場した試合は3試合に留まった[4]。
2018年4月19日にA+級フォートマイヤーズでケガから実戦復帰[7]。7月4日にAA級チャタヌーガ・ルックアウツに昇格し、同チームでシーズンを終えた。このシーズンは2チーム合計で108試合に出場し、打率.310、3本塁打、36打点を記録した[4]。オフの40人枠に追加された[8]。また、怪我前と同様にオフはLVBPのマガジャネスに所属、32試合に出場した[5]。
2019年はAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズで開幕を迎えた。5月14日にAAA級ロチェスター・レッドウイングスに昇格。5月17日にメジャーへ昇格[9]。翌5月18日のシアトル・マリナーズ戦で守備交代で出場しメジャーデビュー。同試合でメジャー初安打となる二塁打を記録した[10]。翌5月19日のマリナーズ戦で「8番・二塁手」としてメジャー初先発。5月21日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャー初本塁打を記録[11]。
2022年は自身初めてオールスターゲームに選出された。144試合の出場で打率.316、8本塁打、49打点を記録し、首位打者のタイトルを獲得した。オフの11月17日に全米野球記者協会(BBWAA)の投票による最優秀選手賞(MVP)では5位票1、7位票1、9位票1の計12ポイントで13位にランクインした。[12]。そしてシルバースラッガー賞(ユーティリティー)を受賞した。
2023年1月20日にパブロ・ロペス、ホセ・サラス(英語版)、バイロン・チョーリオとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[13]。シーズン開幕前には第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表に初選出された。
シーズンでは4月11日の対フィラデルフィア・フィリーズ戦において、自身、そしてチームにとって初のサイクル安打を達成した[14]。また、これにより現存する全球団が達成した[14]。6月19日のブルージェイズ戦で5打数5安打を記録し、打率.400を記録した[15]。 6月29日に二塁手部門のファン投票では初となるオールスターゲームに選出された[16]。
2024年5月3日に高佑錫、ディロン・ヘッド、ジェイコブ・マーシー(英語版)、ネイサン・マルトレラ(英語版)との1対4の大型トレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍した[17][18]。
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