リーベナウ ( Liebenau [ヘルプ /ファイル ] ) は、ドイツ連邦共和国 ヘッセン州 北部のカッセル郡 に属す小都市である。
地理
位置
リーベナウは、その北の市境がノルトライン=ヴェストファーレン州と接する、カッセル郡の北部、ヴァールブルク・ベーデの南東境に位置する。カッセルの北西約 25 km(直線距離)で、西のヴァールブルク と東のホーフガイスマー の間にあたる。
リーベナウをほぼ東西にディーメル川が流れている。上流側ではエッゲル川(北から)、リーベナウではフォムバッハ川(北から)、下流側ではヴァルメ川(南から)がディーメル川に合流する。
それぞれ数 km 離れて北東にはゾリング山地、東にラインハルトの森 、南にハービヒツヴァルト、北西にエッゲ山地がある。
隣接する市町村
リーベナウは、北はトレンデルブルク 、東はホーフガイスマー 、南東はグレーベンシュタイン 、南はカルデン とブロイナ (以上、いずれもカッセル郡)、西と北西はヴァールブルク とボルゲントライヒ (ともにノルトライン=ヴェストファーレン州 ヘクスター郡 )と境を接している。
市の構成
自治体としてのリーベナウ市は、中核市区のリーベナウの他、エルゼン、グリメルスハイム、ハウエダ、ラーメルデン、ニーダーマイザー、オストハイム、ツヴェルゲンといった市区からなる。
歴史
マテウス・メーリアン の銅版画に描かれた1655年頃のリーベナウ
ラーメルデンとハウエダ近郊の採石場には北ヘッセン最大の化石 の発掘場がある。ここでは、特にノトサウルス やウミユリ の化石が発掘されている。この発掘場の所有者はカッセル自然科学博物館で、定期的に発掘が行われている。
緩やかな丘陵と肥沃な土地を持つヴァーブルク・ベルデは非常に古い入植地である。数多くの出土品が、新石器時代 から継続的な定住地があったことを証明している。国境地域としての歴史も長い。古くはカッティ族、ケルスカー族、ザクセン族が、後にはパーダーボルン司教 とヘッセン方伯 が、この肥沃な土地の所有を巡って争った。リーベナウは1293年 に初めて文献に記録された。ヘッセン方伯 ルートヴィヒ2世 は、ヘッセン=パーダーボルン・フェーデ の間、1465年 にリーベナウやヘッセン州のその他の地域を軍事力で獲得した。
1945年 から1949年 までリーベナウ駅は、イギリス管理区域(ノルトライン=ヴェストファーレン州 )とアメリカ管理区域(ヘッセン州 )との境界の駅となった。
行政
市議会
リーベナウ市議会は、23議席からなる[ 2] 。
市長
リーベナウの市長はペーター・ランゲ (FWG) である。
姉妹都市
リーベナウは、1991年に同名の自治体と相互姉妹都市協定を結んだ。
引用
外部リンク