リチャード・エティーリ

リチャード・エティーリ
RICHARD ETIR
Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Richard Etir
国籍  ケニア
競技 陸上競技
種目 長距離走
大学 東京国際大学人間社会学部
生年月日 (2003-12-12) 2003年12月12日(21歳)
身長 170cm
体重 58kg
自己ベスト
5000m 13分00秒17(2023年)
10000m 27分06秒88(2023年)
3000mSC 8分46秒84(2022年)
10km 28分26秒(2023年)
20km 56分36秒(2024年)
ハーフマラソン 59分32秒(2024年)
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リチャード・エティーリ2003年平成15年〉12月12日 - )は、ケニア陸上競技選手。東京国際大学駅伝部所属。専門種目は長距離走5000m10000m、20km、ハーフマラソンの日本学生記録保持者。

経歴

ティル中学校、シル高校卒業。東京国際大学人間社会学部在学中。

大学時代

大学1年次

入学してまもなく開催されたNITTAIDAI Challenge Gamesでいきなり10000m27分06秒88の日本学生記録を樹立。2週間後のゴールデンゲームズinのべおかでも5000m13分00秒17の日本学生記録を樹立した[1]。また、5000mのパリ五輪参加標準記録を突破した。

10月14日に行われた第100回箱根駅伝の予選会では8km付近の転倒で足を負傷し、1時間02分11秒の個人12位にとどまり、チームは予選通過ラインに3秒届かず7年ぶりに出場を逃した[2][3]

2月4日丸亀ハーフマラソンでは59分36秒で優勝し、ハーフマラソンの日本学生記録を17年ぶりに更新した[4][5][6][7]。また、20kmの日本学生記録も同時に塗り替えた。

大学2年次

2024年10月19日に行われた第101回箱根駅伝予選会に出場。脇腹痛により失速し個人11位に留まったが、チームは8位で2年ぶり8回目の出場を決めた[8]11月3日に開催された第56回全日本大学駅伝では出走メンバーから外れた。チームは9位で2年連続のシード権を逃した。

人物

趣味はランニングである[9]。キャリアハイは東京国際大学駅伝部に入部できたこと[10]

戦績

大会 種目 順位 記録 備考
2023年 第304回日本体育大学長距離競技会 10000m 1位 27分06秒88 日本学生記録
第34回ゴールデンゲームズinのべおか 5000m 1位 13分00秒17 日本学生記録
第92回日本学生陸上競技対校選手権大会 10000m 1位 28分15秒75
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 ハーフマラソン 12位 1時間02分11秒
八王子ロングディスタンス2023 10000m 3位 27分15秒53
2024年 第76回香川丸亀国際ハーフマラソン ハーフマラソン 1位 59分36秒 日本学生記録
第101回箱根駅伝予選会 11位 1時間03分35秒

大学三大駅伝戦績

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2023年度)
第35回
不出場
第55回
ー - ー
出走なし
第100回
不出場
2年生
(2024年度)
第36回
不出場
第56回
ー - ー
出走なし
第100回

自己ベスト

関連項目

脚注

  1. ^ 東京国際大の新留学生、リチャードが衝撃の13分00秒17 伊藤達彦は自己ベスト 男子5000メートル/陸上”. 2024年3月13日閲覧。
  2. ^ あと3秒届かず・・・箱根駅伝予選会で東京国際大が次点で泣く 留学生エティーリの転倒が響く”. 2024年3月13日閲覧。
  3. ^ 『わずか3秒差…』東京国際大、14位で本大会逃す 持ちタイムトップのエティーリ転倒などアクシデント響く【箱根駅伝予選会】”. 2024年3月13日閲覧。
  4. ^ 【香川丸亀ハーフ】エティーリが圧巻の学生新。直前のケガも何のその、篠原が日本選手トップの8位入賞”. 2024年3月13日閲覧。
  5. ^ 17年ぶり学生新のエティーリ「もうちょっと速くいけたらよかった」 順大・浅井皓貴が駒大・篠原に続く好走/丸亀ハーフ”. 2024年3月13日閲覧。
  6. ^ 【マラソン】東京国際大“怪物”エティーリがハーフ日本学生新、07年モグス以来 3種目目更新”. 2024年3月13日閲覧。
  7. ^ 東京国際大のエティーリが日本学生新記録で100万円ゲット 箱根駅伝予選会転倒から完全復調”. 2024年3月13日閲覧。
  8. ^ 東京国際大が8位で箱根路へ…最速留学生は腹痛、主将は熱中症で途中棄権するもチームメートが粘り”. 讀賣新聞オンライン (2024年10月19日). 2024年10月26日閲覧。
  9. ^ 【新入生紹介 No.11】”. 2024年3月13日閲覧。
  10. ^ 箱根駅伝予選会の転倒も糧に衝撃の走り 東京国際大のリチャード・エティーリ、ヴィンセントを上回る記録の背景”. 2024年3月13日閲覧。

参考文献

先代
イェゴン・ヴィンセント
5000m日本学生記録
13分00秒17
次代
(記録保持者)
先代
ワンジク・チャールズ・カマウ
10000m日本学生記録
27分06秒88
次代
(記録保持者)
先代
メクボ・ジョブ・モグス
20km日本学生記録
56分36秒
次代
(記録保持者)
先代
メクボ・ジョブ・モグス
ハーフマラソン日本学生記録
59分32秒
次代
(記録保持者)