『リジョイシング』(Rejoicing)は、1984年にECMレコードからリリースされた、ギタリストのパット・メセニーによるアルバムである。ベースにチャーリー・ヘイデン、ドラムにビリー・ヒギンスが参加したトリオにおけるギタリストをフィーチャーしている。ヘイデンとヒギンスは2人とも1950年代後半から1960年代初頭にオーネット・コールマンと共演し、レコーディングしてきた人物だった。メセニー自身の作曲作品に加えて、コールマン作曲の3曲と、ホレス・シルヴァーの「ロンリー・ウーマン」(メセニーがアルバムで演奏していないコールマン作曲の同タイトル曲との混同に注意)を演奏している。
評価
オールミュージックのスコット・ヤナウはアルバムに星4.5を付け、「この素晴らしいセットを通じて、メセニーと彼のサイドマンたちは緊密なコミュニケーションを取り、記憶に残る予測不可能な音楽を作成している」と述べた[1]。
収録曲
サイド1# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「ロンリー・ウーマン - "Lonely Woman"」(ホレス・シルヴァー) | | | |
2. | 「ティアーズ・インサイド - "Tears Inside"」(オーネット・コールマン) | | | |
3. | 「ハンプティ・ダンプティ - "Humpty Dumpty"」(オーネット・コールマン) | | | |
4. | 「ブルース・フォー・パット - "Blues for Pat"」(チャーリー・ヘイデン) | | | |
5. | 「リジョイシング - "Rejoicing"」(オーネット・コールマン) | | | |
サイド2# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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1. | 「ストーリー・フロム・ア・ストレンジャー - "Story from a Stranger"」(パット・メセニー) | | | |
2. | 「ザ・コーリング - "The Calling"」(パット・メセニー) | | | |
3. | 「ウェイティング・フォー・アン・アンサー - "Waiting for an Answer"」(パット・メセニー、チャーリー・ヘイデン) | | | |
パーソネル
脚注