リアンショ(Rianxo)はスペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体。コマルカ・ド・バルバンサに属する。ガリシア統計局によれば、2010年の人口は11,826人(2009年:11,769人)、人口密度は201.1人/km2、面積は58.8km2[1]。住民呼称はrianxeiro/-a。カスティーリャ語による表記はRianjo[3](リアンホ)。
ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は99.36%(2001年)。
地理
リアンショはア・コルーニャ県の南西部に位置し、コマルカ・ダ・バルバンサに属する。北はロウサーメとロイスと、南はリア・デ・アロウサに面し、東はドドロとカトイラ(ポンテベドラ県)と、西はボイロの各自治体と接する[4]。
リアンショはウジャ川の右岸にあり、ウジャ川はカトイラとの境界をなしており、リア・デ・アロウサの北岸奥に位置しており、州都サンティアゴ・デ・コンポステーラとはおよそ50kmの距離にある。
リアンショはパドロン司法管轄区に属す[5]。
人口
語源
リアンショという地名はラテン語のrivus angulus(川の湾曲したところ)に由来している。(Rivu(m) Ángulu(m) > Riv'ang'lo > Rianjo > Rianxo、〈j〉で表された音はその後ガリシア語では無声化したため、現代ガリシア語の表記にはxの文字をあてる)、また、rivis amplus(広い川)に由来するとの説もある。
政治
自治体首長はガリシア民族主義ブロック(BNG)のアドルフォ・ムイーニョス・サンチェス(Adolfo Franciso Muíños Sánchez)[8]が、自治体評議員はガリシア国民党(PPdeG):6、ガリシア民族主義ブロック(BNG):6、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):5となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[9]。
1999年6月13日自治体選挙[10]
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政党
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得票数
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得票率
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獲得議席
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PSdeG-PSOE
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3,762
|
51.78%
|
9
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PPdeG
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2,110
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29.04%
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5
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BNG
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1,221
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16.81%
|
3
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U.V.[11]
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101
|
1.39%
|
0
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首長当選者:ペドロ・ピニェイロ・エルミーダ(PSdeG-PSOE)
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2003年5月25日自治体選挙[10]
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政党
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得票数
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得票率
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獲得議席
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PSdeG-PSOE
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4,404
|
57.11%
|
11
|
PPdeG
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1,275
|
16.53%
|
3
|
BNG
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1,178
|
15.28%
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2
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CDI[12]
|
741
|
9.61%
|
1
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首長当選者:ペドロ・ピニェイロ・エルミーダ(PSdeG-PSOE)
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2007年5月27日自治体選挙[10]
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政党
|
得票数
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得票率
|
獲得議席
|
PSdeG-PSOE
|
3,540
|
49.76%
|
9
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BNG
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1,737
|
24.42%
|
4
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PPdeG
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1,725
|
24.25%
|
4
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首長当選者:ペドロ・ピニェイロ・エルミーダ(PSdeG-PSOE)
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2011年5月22日自治体選挙[9]
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政党
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得票数
|
得票率
|
獲得議席
|
PPdeG
|
2,439
|
36.11%
|
6
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BNG
|
2,146
|
31.77%
|
6
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PSdeG-PSOE
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2,030
|
30.05%
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5
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首長当選者:アドルフォ・ムイーニョス・サンチェス(BNG)
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経済
リアンショの主要経済は漁業でイワシ漁(サルディーニャsardiñaとショウバxouba)と貝(ベルベレーチョberberechoとアメイシャameixa)、またムール貝の養殖が盛んである。近年は観光業も伸びてきている。
教区
リアンショは6つの教区に分けられる。
- オ・アラーニョ(サンタ・バイア)
- アサードス(サンタ・マリーア)
- イソルナ(サンタ・マリーア)
- レイロ(サンタ・マリーア)
- リアンショ(サンタ・コンバ)
- タラゴーニャ(サン・サルバドール)
出身著名人
参考文献・脚注
外部リンク