「ラヴィン・ユー・ベイビー」(I Was Made For Lovin' You)は、1979年5月に発表されたキッスの楽曲。アルバム『地獄からの脱出(Dynasty)』に収録された。
概要
同曲はメンバーのポール・スタンレー、『地獄からの脱出』のプロデューサーに起用されたヴィニ・ポンシア、ソングライターのデズモンド・チャイルドの共作で、70年代後半に世界中を席巻したディスコ・ブームに呼応する形で大胆なディスコ・ビートを導入。ダンサブルな16ビートのリズムにハードなギター・サウンドを乗せた楽曲である。
レコ―ディングではメンバーのピーター・クリスの代役として、アントン・フィグがドラムスを担当した。クリスは自作の1曲を除いて『地獄からの脱出』の制作には参加しておらず、アルバムのジャケットとPVへの登場だけだった。
『地獄からの脱出』から最初にシングル・カットされ、米ビルボード・シングル・チャートの11位まで上昇。ミリオン・セラーを記録し、グループにとって2番目のゴールド・シングルとなったほか、日本、ヨーロッパ、オーストラリアをはじめ世界中で大ヒットした。
キッスの楽曲としては異色作の部類に入るが、彼等は80年代にヘヴィ・メタル路線に入った後のステージでも、同曲を微妙にアレンジを変えながら演奏し続けた。1992年に行なわれたアルバム『リヴェンジ』のツアーでのスタンレー、ジーン・シモンズ、ブルース・キューリック、エリック・シンガーによる演奏は、『アライヴ3』(1993年)に収録された。
キヤノン・EOS Kissのコマーシャルソングとして、替え歌になっている。
カバー
脚注
出典
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現メンバー | |
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スタジオ・アルバム | |
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トリビュート・アルバム | |
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主な楽曲 | |
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プロデューサー | |
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関連項目 | |
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