ランベルト・ディーニ ( Lamberto Dini[ヘルプ/ファイル]、1931年3月1日 - )は、イタリアの政治家、経済学者。上院議員(2期)。
下院議員(1期)、首相(第75代)、外相、法相、国庫相、上院副議長、自由民主主義者党首(初代)、国際通貨基金理事、イタリア銀行副総裁を歴任。
概要
トスカーナ州フィレンツェ県フィレンツェ出身。
フィレンツェ大学経済学部を経て、ミシガン大学大学院修了。
1959年、IMF勤務。 1976年からIMF理事に就任。
1979年にはイタリア銀行副総裁に転身し、アジア開発銀行のイタリア代表に就任。
1994年5月、第1次ベルルスコーニ内閣に非議員ながら国庫相に就任。翌1995年1月、第75代(戦後第54代)の首相に任命される。
1996年、下院議員に選出。
2001年、上院議員に選出。
2007年、マルゲリータ(ML)と左翼民主主義者(DS)の合流(民主党結党)方針に反発し離党、自由民主主義者(DL)を結成し、党首に就任した。2008年、プローディ内閣信任案に反対票を投じたことで「ルニオーネ」と決別、中道右派連合「自由の人民」(PL)入りを表明した。
2009年、日本国政府より旭日大綬章授与[1]。
主張・発言
- 「米国の言うことを聞いている『お友達』は日本だけ」と日米地位協定について事実上皮肉を込めた発言をしている[2]。
脚注
関連項目
外部リンク