イタリアにあるコムーネの「ラーピオ 」とは異なります。
2012年 (平成 24年)のラピオ
ラピオ は、愛知県 小牧市 に存在する複合商業施設 。小牧市によって建設された。
概要
小牧駅 西側の再開発事業の中核施設として開業[ 1] 。建物は地下2階・地上5階[ 1] 。再開発前の敷地は栄屋百貨店を中心に、多くの商店が存在していた。「ラピオ」の名称の由来は、Life People Oasysの合成語で、人々の生活のオアシスとしての場という意味が込められている。1階から4階までが商業施設で5階に女性センターとスポーツセンターという公共施設が入居する形で開業した[ 1] 。開業時に商業施設部分の核店舗として出店していたイトーヨーカドーは、小牧市からラピオ内の1階から4階までの部分の権利を約55億円で購入すると共に、ラピオの運営母体である第三セクターの小牧都市開発にも10%を出資していた[ 3] 。
イトーヨーカドー小牧店は1996年 (平成 8年)度には約76億円の売上を記録したものの、近隣にある大型店との競合が影響して食品以外の売上が伸び悩み、売上が最盛期の約60%に落ち込んだため、2007年 (平成19年)で閉店することになった[ 3] 。代わりに2007年(平成19年)11月8日に平和堂 東海が愛知県内初出店となる「アル・プラザ 小牧」を新たな核店舗として出店[ 2] 。しかし3・4階部分に大きな空床ができたため、2010年 (平成22年)11月に中野直輝 小牧市長(当時)が図書館移転先とする考えを表明したが、2011年 (平成23年)2月の選挙で破れたため実現されなかった。その後新たに小牧市長となった山下史守朗 は「市民の意見を聞く」と公約していたが[ 4] 、意見を聞かずに同年9月ファニチャードーム のオープンを発表[ 5] [ 6] 。同年12月に同店はオープンした。
しかし2015年 (平成27年)10月にファニチャードームは4階から撤退し3階のみとなり、さらに2015年(平成27年)10月の住民投票後[ 7] 2016年 (平成28年)4月に新たに設置された審議会で新たな図書館建設について審議がなされ[ 8] 、2016年(平成28年)7月6日に小牧市議会 でファニチャードームの年内閉店が発表された[ 9] 。同店は発表通り同年12月で閉店。そしてアル・プラザ小牧も2017年 (平成29年)11月7日に賃貸契約の更新を行わず、2018年 (平成30年)1月20日に閉店した[ 10] 。その後1階部分には同年2月9日に「Mikawaya」がオープンした[ 11] 。2021年 (令和 3年)3月6日にこまきこども未来館 がオープンした[ 12] 。
沿革
1995年(平成0 7年)9月21日 - ラピオ開業。同時に「イトーヨーカドー小牧店 」開店[ 1] 。
2006年(平成18年)9月 - イトーヨーカ堂 が翌年秋に同店を閉店すると発表[ 3] 。
2007年(平成19年)
9月2日 - イトーヨーカドー小牧店閉店。
9月〜11月 - 5階と地下駐車場 の一部を除く、施設内改装工事。
11月8日 - 平和堂 が運営する、「アル・プラザ小牧 」開店[ 2] 、再び全面開業。
2008年(平成20年)0 7月19日 - 小牧市えほん図書館 が4階に開館。
2011年(平成23年)12月 - 安井家具 が運営する「FURNITURE DOME (ファニチャードーム)小牧店 」が3 - 4階に開店。
2015年(平成27年)10月10日 - 「ファニチャードーム小牧店」が改装[ 13] 。4階から撤退して3階のみの営業に縮小[ 14] 。
2016年(平成28年)12月31日 - 「ファニチャードーム小牧店」が閉店[ 15] 。
2018年(平成30年)
1月20日 - 「アル・プラザ小牧」閉店。
2月0 9日 - 「Mikawaya ラピオ小牧店」開店。
9月0 1日 - 子育て包括支援センター開設[ 16] 。
2021年(令和0 3年)
フロア構成
2018年 (平成 30年)8月時点
交通手段
周辺
脚注
関連項目
なるぱーく - ラピオと同様、イトーヨーカドーの退去後に平和堂が入居した。
外部リンク