メアリー・ゾフレス(Mary Zophres, 1964年3月23日 - )は、1989年より映画業界で活動しているアメリカ合衆国の衣裳デザイナーである。2010年の映画『トゥルー・グリット』でアカデミー衣裳デザイン賞の候補となり、『ラ・ラ・ランド』と『バスターのバラード』を含め現在までに計3回候補になっている。また前述3作品と2002年の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で英国アカデミー賞衣裳デザイン賞(英語版)では4回候補となった[1]。
生い立ちとキャリア
フロリダ州フォートローダーデールで生まれた。ニューヨーク州ポキプシーのヴァッサー大学に通い[2]、美術史とスタジオアートの学位を得て卒業した。ゾフレスはノーマ・カマリ(英語版)やエスプリ(英語版)といったファッション業界で働いた[3]。オリバー・ストーンの1989年の映画『7月4日に生まれて』で衣裳デザイナーのジュディ・ラスキンの下でエキストラワードローブスーパーバイザーとして雇われた[2][3]。その後、『シティ・スリッカーズ』などでもラスキンと共に働き、ロサンゼルスに移った後はコーエン兄弟の『未来は今』などに参加した。これ以降のコーエン兄弟の作品全てに参加している[2]。
フィルモグラフィ
私生活
2006年3月9日、コメディ・セントラルのプロデューサー・脚本家であるマレー・バレリアーノと結婚した。
脚注
外部リンク