トーマスは「ローズ・オヴ・ロンドン (Lords of London)」というガレージ・バンド(ジョージア州ダグラスで結成)のボーカルを短期間務めたことがある。バンドの他のメンバーには、ギタリストのビリー・フォルソム、ベーシストのボブ・ハッチンソン、キーボードにビリー・コルビ、ドラムにトロイ・ブラジンガムという顔ぶれだった[1]。
エルヴィン・ビショップ・グループ
トーマスはジェッツでリード・ボーカルを担当しながらも、1974年にはエルヴィン・ビショップ・グループにバック・コーラスの一員として加わった。そして結局はこのグループでもリード・ボーカルを担当することになった。このエルヴィン・ビショップ・グループでの成果としては、「愛に狂って (Fooled Around and Fell in Love)」が1976年にシングル・チャートで第3位まで上昇したことが挙げられる。
1986年の映画『栄光のエンブレム』(ロブ・ロウ主演作品でアイスホッケーを扱った映画)ではサウンドトラックとして「Stand in the Fire」が使用された。トーマスはまた、映画『カクテル』(1988年)で「Wild Again」という曲(スターシップ名義)を、映画『ロック・イン・ブルックリン (Sing)』(1989年)でタイトル曲「Sing」を録音している。さらに、1989年、映画『ドリーム・ドリーム (Dream a Little Dream)』に出演、またこの映画のサウンドトラックで、タイトル曲とそのデュエット版とを録音している。デュエット版ではメル・トーメと共に歌っている(このデュエット版は映画のエンド・ロールで演奏されている)。
^2002 re-recordings of Jefferson Starship or Starship songs on which Mickey Thomas originally appeared. These recordings have been licensed to several labels, resulting in the release of Starship – Greatest Hits (Delta Records) and Starship – Greatest Hits (Brilliant Records). The original release of these recordings was as Starship – Greatest and Latest, available outside the U.S. only, and including both a CD and DVD.