マルヴァン・マルタン(Marvin Martin、フランス語発音: [maʁ.vin maʁ.tɛ̃]、1988年1月10日 - )は、フランス・パリ出身のサッカー選手。元フランス代表。ポジションはMF。
セーヌ川南岸のパリ14区に生まれ、パリメトロ13号線のポルト・ド・ヴァンヴ駅沿線で育った[1]。6歳の時にClub Athlétique de Parisでサッカーを始め、2年後には南パリ郊外のモンルージュCFというクラブに入団した。1998年、フランス代表が母国開催の1998 FIFAワールドカップで優勝したことで、マルタンのサッカーへの傾倒はいっそう強まった。彼はこの優勝を「プロサッカー選手になりたいと思った瞬間」と語っている[2]。モンルージュではハテム・ベン・アルファ、イシアル・ディア、フラヴィアン・ベルソン (Flavien Belson) 、ドミニク・マロンガ (Dominique Malonga) などとともにプレーした。U-13チーム在籍時、この4人は1997年のクープ・ド・パリ決勝でパリ・サンジェルマンFCのU-13チームを破ってモンルージュに優勝をもたらした[3]。この大会で能力を示したマルタンはFCソショーからトライアルのオファーを受け、パリから遠く離れたフランシュ=コンテ地域圏のモンベリアルまで旅した。スタッド・オーギュウスト・ボナール (Stade Auguste Bonal) で行われたトライアルマッチで活躍を見せ、2002年夏にFCソショーの下部組織に入団した[2]。
2012年6月20日、リールに移籍した。
2016年7月13日、ディジョンFCOにレンタル移籍した。
2017年8月14日、スタッド・ランスに移籍した。
ソショーの下部組織でプレーしていた頃は世代別フランス代表の監督から声がかからなかったが、2008年夏にトップチームデビューすると、同年11月にU-21フランス代表に初招集され、U-21デンマーク代表との親善試合でデビューした。この試合に先発出場して61分までプレーし、1-0で勝利した[24]。UEFA U-21欧州選手権予選の残り試合にも起用され、結果的に予選敗退に終わったが、U-21フランス代表としては10試合に出場した。
ソショーでの活躍が評価されて、2011年5月26日、 ローラン・ブラン監督が率いるフランスA代表に初招集された。この招集に対して「夢のようだ」と語り、6月6日のウクライナとの親善試合 (4-1) の76分に途中出場してデビューすると[25]、2得点1アシストの活躍で4-1の快勝に導いた[26]。フランス代表のデビュー戦で2得点を決めたのはジャン・ヴァンサン、ジネディーヌ・ジダン、バフェタンビ・ゴミに次いで4人目であり[27]、プレースタイルも相まって試合後にはジダンと比較された。6月9日のポーランドとの親善試合では先発出場し、12分にはバカリ・サニャに通したロングパスで先制点の起点となった[28]。その後も直接フリーキックやミドルシュートで相手ゴールを脅かすシーンを見せた[28]。
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