マリサ・トメイ(Marisa Tomei, 1964年12月4日 - )は、アメリカ合衆国の女優。
来歴
生い立ち
ニューヨーク市ブルックリンにて、イタリア系アメリカ人の両親のもとに生まれる。父親のゲイリーは弁護士、母親のパトリシア・“アビー”は教師[1]。弟のアダムも俳優。両親が演劇好きだったため、早い時期から女優になることを志す。
1982年にエドワード・R・マロー高校を卒業。ボストン大学に1年通うが、ソープオペラ『As the World Turns』に出演するチャンスを掴み、ニューヨーク大学に移る。その後大学を中退。
キャリア
1984年に『フラミンゴキッド』の端役で映画デビュー。1986年にオフ・ブロードウェイデビューし、でシアター・ワールド賞を受賞。1992年の『いとこのビニー』でジョー・ペシのガールフレンド役でアカデミー助演女優賞を受賞し、一躍知られるようになる。
『いとこのビニー』以降伸び悩み、一発屋と呼ばれることがあったが、2001年公開の『イン・ザ・ベッドルーム』でこれまでとは違ったシリアスな役を演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。2003年には舞台でオスカー・ワイルドの『サロメ』でタイトルロールを演じた(共演はアル・パチーノ、ダイアン・ウィースト)。
2007年公開のシドニー・ルメット監督作品『その土曜日、7時58分』と翌年公開のミッキー・ローク主演作品『レスラー』での演技が高く評価され、『レスラー』でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
私生活
過去にロバート・ダウニー・Jrやダナ・アシュブルックと交際。2008年に12歳年下俳優のローガン・マーシャル=グリーンと映画のプレミアでキスしているところを目撃され、交際の噂が出た[2]。
「社会に認められるための結婚に興味があまりない。なぜ完璧な人間に見られるために女性が子どもをもたなければいけないか分からない。」とも語っている。
フィルモグラフィー
映画
テレビシリーズ
日本語吹き替え
おもに佐々木優子と安藤麻吹が充てられている。
脚注
- ^ Marisa Tomei Biography. Tiscali.co.uk.
- ^ “マリサ・トメイ、新恋人は12歳年下のローガン・マーシャル・グリーン?”. シネマトゥデイ. (2008年12月26日). https://www.cinematoday.jp/news/N0016403 2012年11月26日閲覧。
外部リンク
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