マッシモ・アゴスティーニ(イタリア語: Massimo Agostini、1964年1月20日 - )は、イタリアの元サッカー選手、元ビーチサッカー選手、現サッカー指導者。元ビーチサッカーイタリア代表。選手時代のポジションはFW。
クラブ歴
ACチェゼーナの下部組織出身で、1983年に選手となった。1986年にASローマに移籍したが出場機会を得られず[1]、1988年にチェゼーナに復帰、2シーズン連続でセリエA二桁ゴールを挙げる活躍を見せるも、ビチーニ監督が代表チームに召集することは無かったが[1]、この活躍から1990年にACミランとジョヴァンニ・トラパットーニが獲得を熱望したインテルからオファーが届いた[2]。1989年12月にミランと既に口頭合意していたことから、ミランへ移籍した[2]。リーグ開幕節のジェノア戦に途中出場、ファーストタッチで決勝ゴールを決めるデビューを飾った[2]。インターコンチネンタルカップとUEFAスーパーカップの二冠を達成するも、余り出場機会を得られなかった[1]。
1991年にパルマACに移籍したが、スカラ監督との関係がうまくいかず、途中出場することが多かった[2]。翌年にアタランタへのレンタル移籍が決定的であったが、最終的にレンタルでUSアンコーナ1905に移籍した[2]。個人としては33試合で12得点を決めたが、クラブは1年で降格した[2]。しかし翌年に自身はセリエB得点王に輝いた。1994年にパルマが2シーズンの契約延長をしたが、チームはマルコ・ブランカを獲得したこともあり、1994-95シーズン開幕直前にSSCナポリに2年契約+1年の契約延長オプションで移籍した[2]。このシーズン、リーグ戦9得点を挙げ、チームは7位に入った[2]。しかし、1995-96シーズン、怪我を抱えながらのプレーを強いられ、4ゴールを挙げるに留まり、シーズン終了後、チェゼーナに再復帰した[2]。
1999年にラヴェンナFCに移籍すると、下部リーグのクラブを渡り歩いた[3][4][5]。2005年にはカンピオナート・サンマリネーゼのSSムラタに移籍し、ここでサッカー選手を引退した。ムラタ在籍時代にはビーチサッカー選手としてもプレーしており、イタリア代表として活躍した[6]。
指導歴
ビーチサッカーイタリア代表監督として指導者の道を歩み始め、サッカー選手引退後はSSムラタの監督に就任した。ムラタでは初年度にリーグとカップを両方制した[7][8]。その功績からU-21サンマリノ代表の監督も兼任した[9]
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参考文献
外部リンク