ベージャ航空基地(ポルトガル語:Base Aérea de Beja)または、第11航空基地(Base Aérea Nº11 、BA11)は、ポルトガルアレンテージョ地方ベージャ県ベージャ近郊にあるポルトガル空軍の航空基地。1964年から運用が開始された。
歴史
1964年10月21日に設立される。当初は西ドイツ国内の空域制限のため、二国間協定に基づき西ドイツ空軍のG.91およびアルファジェットの戦術戦闘訓練施設(在ポルトガル・ドイツ連邦空軍戦術訓練コマンド(ドイツ語版))として用いられた[1]。1987年にはノースロップ T-38とロッキード T-33を装備する第103飛行隊がモンティジョ航空基地から再配置される。第103飛行隊が配置されてからは基地の航空機は多種混成の状態となり、海上哨戒活動やヘリコプター訓練も開始される。1993年にドイツ連邦空軍の訓練部隊は移転し、基地使用者はポルトガル空軍のみとなった。
現在、格安航空会社向けに民間航空用ターミナルの建設が進められている。
配置部隊
ポルトガル空軍
- 第101飛行隊「ロンコス(Roncos)」 初等飛行訓練
- 第103飛行隊「カラコイス(Caracóis)」 運用移行訓練
- 第552飛行隊「ザンゴエス(Zangões)」 戦術航空輸送およびヘリコプター訓練
- 第601飛行隊「ロボス(Lobos)」 海上哨戒
脚注
- ^ Air Forces Monthly, p. 36.
外部リンク
関連項目
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