ベク
ベクヒョン(朝: 백현、英: Baek-hyun、1992年5月6日 - [1])は、SMエンタテインメント(以下SM)に所属する韓国出身の男性歌手。男性アイドルグループEXOならびにEXO-K[2]、EXO-CBX[3]、SuperMのメンバー。ポジションはメインボーカルである[1]。本名はビョン・ベクヒョン(朝: 변백현、漢:邊伯賢、英: Byun Baek-hyun)[4]。
日本の公式サイトやマスメディアではベクヒョンと表記・呼称されているが[2]、ベッキョンとされる場合もある[5]。
京畿道富川市出身[6]、7歳上の兄が1人いる[7]。中遠高等学校卒業[注釈 1][9]、2011年SMキャスティングシステム合格[10]、2012年慶熙サイバー大学校文化芸術経営学科入学[11]。
架空設定能力は光 (light)で[12]、対のメンバーはEXO-Mのレイ[13]。
身長174cm、体重64kg、足のサイズは26.5cm。血液型はO型[1]。
残念なときに口にする言葉ケプソンというオリジナルの造語を考え[注釈 2][14]、EXOファンのことを指すエリという略称も考案した[注釈 3][16][17]。アイドルらしいタレント性を持つことから「アイドル2回目」というニックネームがつけられた[18]。韓国での愛称は큥(キュン)である。
明るく快活な性格[4]で、趣味は音楽鑑賞と映画鑑賞、特技は歌を歌うことである。[4]合気道とピアノも得意[1]。小学6年生の時、歌手のRain(ピ)をみて歌手を志した。[6]歌手になった現在のロールモデルはクリス・ブラウン。
よく聴く音楽はR&Bとポップスとパンクロックで、好きな食べ物は朝鮮料理と和洋中全般、好きな色は赤、好きな映画はSFファンタジーとアクションもの。一番好きな食べ物はピザで、一番嫌いな食べ物はキュウリである[19]。
好きな事は、家で過ごす事、寝る事、ゲーム。特にゲームが好きで、ツアーの滞在先で家と同様に過ごせるようにゲーミングPCを持ち込むほど。
また、よくスポ(新曲等の情報をリリース前に外部、特にファンに漏らすこと)をする。2020年には、同氏の2nd ソロアルバムである「Delight」の公開2日前にVLIVEにて、事務所に無断で収録曲全てをそれぞれ30秒程度流した。
背番号の4は、野球で一番重要と言われている4番打者にちなんでいる[20]。ビーグルラインの1人で[注釈 4][21]、チャンヨルとともに芸能人ボーリング団「TEAM ONE」に所属している[23]。
高校時代はバンド部に所属、「昏睡状態」という名前のロックバンドで活動[24]、ロック・フェスティバルでは最優秀賞を獲得した[25]。また、Rain (ピ) やSHINeeのダンスをみんなの前で踊ったりと、ムードメーカーな存在で高校生活を送った[7]。デビュー前に通っていたピアノ教室では、当時ピアノの先生だったDICKPUNKSのキム・ヒョヌからピアノを教わった[26]。
実用音楽科入試の準備をしていた頃に路上でSMにスカウトされ[25]、その後、2011年にSMキャスティングシステムを通じて事務所に入所した[1]。ちなみに、同じオーディションをチェンも受けており、共に合格してメンバー中最後に合流。ベクヒョンはチェンより3日早く入社した[27]。
事務所に入ってからダンスを初めて習い、歌唱法も発声からやり直した[25]。ベクヒョンとチェンはメンバー中最も練習生期間が短く[1]、本人達曰く入社から7か月ほどでデビューチームに選ばれたとのこと。2人が事務所に入った2011年と同じ年の12月22日にEXOのデビュー前100日間プロモーションがスタートしている[28]。
2012年1月30日に公開されたEXO-Kの『What is Love』ミュージックビデオを通じて、ディオとともに初披露された[29]。2012年4月8日、EXO-Kのメンバーとして韓国で正式デビューした[2]。
2013年8月に行われた韓国とペルーのサッカー親善試合で、試合前の国歌歌唱を単独で務めた[30]。2014年5月6日に江南区内の公園に誕生日記念として「ベクヒョンの森」が造設完了した[31]。
2015年放送のEXO主演ドラマ『EXO NEXT DOOR ~私のお隣さんはEXO~』の挿入歌『Beautiful』をソロで歌った[32]。同年、『SBS歌謡大祭典』トリビュートステージで故キム・ヒョンシクの『雨のように音楽のように』を歌った[注釈 5][34]。
2016年にMiss Aのスジとのデュエット曲『Dream』を発表、番組出演なしでSBS人気歌謡トリプルクラウンとミュージックバンク2冠を達成した[35]。また、EXO-CBXメンバーとして2016年10月に韓国でデビュー[3]、2017年5月に日本でデビューした[36]。
2018年2月5日、平昌オリンピックに際し、「IOC総会開会式」にて韓国代表として国歌斉唱をした。[37]
2019年10月、EXOからカイと共にSuperMのメンバーに選ばれ、活動を開始。芸歴ではSHINeeのテミンの方が長いが、年齢や持ち前の明るさからメンバー全員の意向でリーダーに抜擢される。同年よりソロ歌手としても本格的に活動を開始。7月10日、初のソロアルバム「City Lights」を発売。当時の歴代ソロ歌手初動売上1位となる。2020年5月25日には2枚目のソロアルバム「Delight」を発売。初日だけで60万枚を超え、1ヶ月でミリオンを達成。韓国ではソテジワアイドゥルのソ・テジ以来実に20年ぶりに、グループとソロの両方でミリオンを達成した歌手となる[38][39]。
2021年1月4日に初ソロコンサート『Beyond LIVE – BAEKHYUN:LIGHT』を開いた。同月20日、日本初のソロアルバム「BAEKHYUN」を発売し、オリコン初週2位。同年3月30日、入隊前最後となる3枚目のソロアルバム「BAMBI」を発売。2作連続のミリオンセラーを達成した[40]。
同年、自身の誕生日である5月6日に入隊。甲状腺機能低下症という持病のため、3週間の基礎軍事訓練を受けた後に社会服務要員として勤務する[41]。2023年2月5日に除隊した[42]。
※の付いているものはペ・スジとの共同受賞
主演は役名を太字で表記
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