ブードワール

ブードワール
欧字表記 Boudoir
品種 サラブレッド[1]
性別
毛色 芦毛[1]
生誕 1938年[2]
死没 1963年[2]
Mahmoud[1]
Kampala[1]
母の父 Clarissimus[1]
生国 イギリスの旗 イギリス[1]
生産者 C. Leigh[1]
馬主 Vicomte de Fontarce[2]
調教師 Cecil Brabazon[2]
競走成績
生涯成績 12戦1勝[1]
獲得賞金 358GBP[2]
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ブードワールまたはブドワール(欧字名:Boudoir1938年 - 1963年) は、イギリス競走馬

競走馬としては重賞制覇にあと一歩届かなかったが、繁殖牝馬としては競走馬・種牡馬の両方で成功を収めたユアホストを送り出したほか、現代まで残る牝系の祖となった。日本のヴァーミリアンダイワメジャーダイワスカーレット兄妹らスカーレット一族は本馬の末裔に当たる。

なお、1890年フランス生まれの同名の牡馬[3]がいるため、血統表上はBoudoir IIと表記されることがある[2]

生涯

1938年にC.リーによって生産され、フォンタルス子爵が購入した[2]。子爵は健康状態が悪化(1941年に死去)していたため、2歳時はR.I.ロジャースの名義で、3歳時は調教師であるセシル・ブラバゾンの名義でレースに出走した[2]。1941年のアイリッシュ1000ギニーでは優勝したMilady Roseからアタマ差の2着に好走した[2]が、結局重賞を勝つことはできずに引退。繁殖入り後はルイス・B・メイヤーら複数の所有者の間を転々とし、1963年に繋養先のケンタニーファームで死亡した[2]

主なファミリーライン

牝系図の主要な部分(G1級競走優勝馬、日本のグレード制重賞優勝馬、その他個別記事のある馬)は以下の通り。*は日本に輸入された馬。

ゲイホステス系

牝系図の出典:Galopp-Sieger

血統表

ブードワール (Boudoir II)血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 マームード系

Mahmoud
1933 芦毛
父の父
Blenheim
1927 黒鹿毛
Blandford Swynford
Blanche
Malva Charles O'Malley
Wild Arum
父の母
Mah Mahal
1928 芦毛
Gainsborough Bayardo
Rosedrop
Mumtaz Mahal The Tetrarch
Lady Josephine

Kampala
1933 鹿毛
Clarissimus
1913 栗毛
Radium Bend Or
Taia
Quintessence St. Frusquin
Margarine
母の母
La Soupe
1918 鹿毛
Prince Palatine Persimmon
Lady Lightfoot
Hermosita Ajax
Tribonyx
母系(F-No.) (FN:4-d) [§ 2]
5代内の近親交配 St. Frusquin 5×4、St. Simon 5×5(母内) [§ 3]
出典
  1. ^ [4]
  2. ^ [4]
  3. ^ [4]


脚注

  1. ^ a b c d e f g h Boudoir(GB)”. JBISサーチ. 2023年11月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j Avalyn Hunter. “Boudoir II (GB)”. American Classic Pedigrees. 2023年11月19日閲覧。
  3. ^ Boudoir(FR)”. JBISサーチ. 2023年11月19日閲覧。
  4. ^ a b c 血統情報:5代血統表|Boudoir(GB)”. JBISサーチ. 2023年11月19日閲覧。

外部リンク