ブリティッシュウォーマー

ヤルタ会談の写真。チャーチルが着ているものがブリティッシュウォーマー。

ブリティッシュウォーマーブリティッシュウォーム[1]もしくはブリティッシュウォーマー(ウォーム)オーバーコート第一次世界大戦中にイギリス軍士官が使用していたグレートコート英語版をベースとしたウール製のオーバーコート[2]。防寒用[3]

ブリティッシュウォーマーは1914年頃にイギリス軍士官の軍用グレートコートとして登場した。軍用でありながら、ウィンストン・チャーチルが使用したことにより有名となり一般的に普及した[4][3]

厚手で、ダブルブレステッド(ボタンが2列)、6ボタンの3つ掛け、はピークド・ラペル・カラー(下襟(ラペル)の先が上向きになっているのが特徴の襟(衿)の形。[5])でエポーレットが特徴[1]。コート丈は膝丈かそれよりやや短めの丈となっている[6]

ポロコートを軍服に採用したものと言われており、ポロコートの別名としても使用される[6]

脚注

  1. ^ a b FishTail,Inc. “ブリティッシュ・ウォーム(ブリティッシュ・ウォーマー) とは|モダリーナのアパレル・ファッション図鑑”. ファッション検索 モダリーナ. 2023年9月24日閲覧。
  2. ^ Introducing the British Warm Overcoat Archived February 10, 2015, at the Wayback Machine. at www.h-huntsman.com. Retrieved 10 Feb 2015
  3. ^ a b ブリティッシュ・ウォーマーとは? | 派遣なび – アパレル・ファッションに強い派遣専門の求人サイト” (2021年12月23日). 2023年9月24日閲覧。
  4. ^ The British Warm Overcoat at britishwarm.com. Retrieved 10 Feb 2015
  5. ^ FishTail,Inc. “ピークド・ラペル・カラー(ピーク・ラペル) とは 【襟】|モダリーナのアパレル・ファッション図鑑”. ファッション検索 モダリーナ. 2023年9月24日閲覧。
  6. ^ a b Row, Pitty Savile (2013年5月4日). “ブリティッシュウォーム – ファッション用語|オーダースーツ Pitty Savile Row”. 2023年9月24日閲覧。