ネグリジェ

19世紀時代のネグリジェ

ネグリジェフランス語: négligée)とは就寝時に着用するワンピース型の寝間着である。フランス語の「かまわない」「気にかけない」という意味の動詞に由来する。[1]

17世紀頃からフランスで使い始められ、17世紀から18世紀には男女問わず着用されていた[2]が、現在では婦人用寝具として使用されている。

柔らかい素材を使い、ゆったりとした形でフリルやレースなどの装飾が付いた優雅なデザインとなっているものが多い。

日本のホテルの寝間着は男女兼用(ユニセックス)である事が一般的であり、浴衣ローブと並んでワンピースの着衣が使われていることが多い。

出典

  1. ^ 小項目事典,日本大百科全書(ニッポニカ),百科事典マイペディア, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,ブリタニカ国際大百科事典. “ネグリジェとは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年1月20日閲覧。
  2. ^ 白木孝典 (1984). “寝装衣の種類と要求性能”. 繊維製品消費科学 25: 66. 

関連項目