ブリヂストンオープンゴルフトーナメント

ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
トーナメント情報
創設 1972年
開催地 千葉県
開催コース 袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コース
基準打数 Par71(2019年)[1]
ヤーデージ 7,119ヤード (6,510 m)(2019年)[1][2]
ツアー 日本ゴルフツアー機構
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 1億5000万円(2019年)[1]
開催月 10月
廃止 2021年
最高記録
通算スコア -23 日本の旗 池田勇太2010年[3]
最終優勝者
日本の旗 杉山知靖 (2021年)[4]
テンプレートを表示

ブリヂストンオープンゴルフトーナメント(Bridgestone Open)は、日本の大手タイヤメーカーのブリヂストンの主催、日本ゴルフツアー機構(JGTO)公認の男子プロゴルフトーナメントの一つで、毎年10月第2週に千葉県千葉市緑区の袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コース[5]を舞台にして開催されていた。

1972年に「ブリヂストントーナメント」としてスタートし、1991年より「ブリヂストンオープン」に名称が変更となった。2021年の実績は賞金総額1億5000万円、優勝賞金3000万円[1]。しかし2021年の開催をもって終了することとなった[6]

大会歴代優勝者

開催年 開催回 優勝者 優勝スコア 備考
2021年[7] 第49回 日本の旗 杉山知靖 265 (-19)
[4]
新型コロナの影響で一般非公開
2019年 第48回 日本の旗 今平周吾 131 (-11)[8] ZOZO CHAMPIONSHIP」を行うため、この年から開催時期を2週間繰り上げ[9]
令和元年東日本台風(台風19号)による悪天候により3日目及び最終日が中止。2日間競技に短縮[8]
2018年 第47回 268 (-16)[10]
2017年 第46回 日本の旗 時松隆光 133 (-9)[11] 悪天候のため、初日と最終日が中止となり2日間競技。
2016年 第45回 日本の旗 小平智 270 (-14)[12]
2015年 第44回 日本の旗 松村道央 275 (-9)[13]
2014年 第43回 日本の旗 小田孔明 269 (-15)[14]
2013年 第42回 日本の旗 丸山大輔英語版 203 (-10)[15] 大会3日目が中止。54ホールに短縮して施行。
2012年 第41回 日本の旗 谷口徹 272 (-12)[16]
2011年 第40回 269 (-15)[17] この年からパー71に変更して施行。
2010年 第39回 日本の旗 池田勇太 265 (-23)[18]
2009年 第38回 270 (-18)[19]
2008年 第37回 日本の旗 矢野東 267 (-21)[20]
2007年 第36回 日本の旗 片山晋呉 270 (-18)[21]
2006年 第35回 日本の旗 手嶋多一 266 (-22)[22]
2005年 第34回 ニュージーランドの旗 デビッド・スメイル 272 (-16)[23]
2004年 第33回 日本の旗 谷口徹 272 (-16)[24]
2003年 第32回 日本の旗 尾崎直道 267 (-21)[25] オーストラリアの旗 ポール・シーハンとのプレーオフを制す。
2002年 第31回 オーストラリアの旗 スコット・レイコック英語版 272 (-16)[26]
2001年 第30回 日本の旗 伊澤利光 274 (-14)[27]
2000年 第29回 日本の旗 佐藤信人 272 (-16)[28] 2年ぶり2度目
1999年 第28回 日本の旗 丸山茂樹 268 (-20)[29] 3年ぶり3度目
1998年 第27回 日本の旗 佐藤信人 275 (-13)[30] 日本の旗 尾崎健夫とのプレーオフを制す。
1997年 第26回 日本の旗 尾崎将司 273 (-15)[31] 9年ぶり2度目
1996年 第25回 日本の旗 丸山茂樹 272 (-16)[32]
1995年 第24回 274 (-14)[33]
1994年 第23回 アメリカ合衆国の旗 ブライアン・ワッツ英語版 274 (-14)[34]
1993年 第22回 日本の旗 白浜育男 271 (-17)[35] 5年5ヶ月ぶりのツアー制覇
1992年 第21回 日本の旗 倉本昌弘 271 (-17)[36] 7年ぶり3度目
日本の旗 西川哲とのプレーオフを制す。
1991年 第20回 日本の旗 青木功 134 (-10)[37] 雨の影響により2日間競技に短縮。
1990年 第19回 日本の旗 藤木三郎 274 (-14)[38] 日本の旗 横山明仁とのプレーオフを制す。
1989年 第18回 オーストラリアの旗 ロジャー・マッケイ英語版 277 (-11)[39]
1988年 第17回 日本の旗 尾崎将司 273 (-15)[40]
1987年 第16回 アメリカ合衆国の旗 デビッド・イシイ 282 (-6)[41] 日本の旗 芹澤信雄日本の旗 牧野裕英語版とのプレーオフを制す。
1986年 第15回 日本の旗 尾崎健夫 276 (-12)[42]
1985年 第14回 日本の旗 倉本昌弘 273 (-15)[43] 最終日上がり3連続バーディーを奪い、
最終ホールで日本の旗青木功を逆転、大会連覇を達成
1984年 第13回 279 (-9) 日本の旗岩下吉久、中華民国の旗陳志忠、
スコットランドの旗サム・トーランスとのプレーオフを制す
1983年 第12回 日本の旗 出口栄太郎 274(-14)
1982年 第11回 中華民国の旗 謝敏男 279(-9) 10年ぶり2度目
日本の旗新井規矩雄とのプレーオフを制す
1981年 第10回 アメリカ合衆国の旗 ヘール・アーウィン 275(-13)
1980年 第9回 アメリカ合衆国の旗 ボブ・ギルダー英語版 283(-5)
1979年 第8回 アメリカ合衆国の旗 ラニー・ワドキンス 277(-11)
1978年 第7回 日本の旗 石井裕士 280(-8) 5年ぶり2度目
1977年 第6回 日本の旗 小林富士夫 278(-10)
1976年 第5回 日本の旗 村上隆 282(-6) 日本の旗草壁政治、中華民国の旗謝敏男とのプレーオフを制す
1975年 第4回 日本の旗 山本善隆 283(-5)
1974年 第3回 オーストラリアの旗 グラハム・マーシュ 278(-10) この年から袖ヶ浦カンツリークラブ袖ヶ浦コースでの開催となる
1973年 第2回 日本の旗 石井裕士 275(-13) 東京よみうりカントリークラブで開催
1972年 第1回 中華民国の旗 謝敏男 水海道ゴルフクラブ(茨城県常総市)で開催

なお、これに先立つこと2年前の1970年に、佐賀県鳥栖市のブリヂストンカンツリー倶楽部で「ブリヂストンゴルフトーナメント」として始まった。[44]当時は、ブリヂストンタイヤ、ブリヂストンカンツリー倶楽部、西日本新聞社テレビ西日本の4社共同主催で、11月第1週の2日間開催された。参考までに、優勝者を以下に記す。

  • 1970年 アメリカ合衆国の旗 ケン・エルスワース
  • 1971年 日本の旗 能田征二

テレビ放送

関連項目

出典

  1. ^ a b c d 実施要項
  2. ^ コースレイアウト
  3. ^ 【記録・国内男子】ツアー最多アンダーパー記録(72ホール) - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年10月12日現在) ※2014年10月13日閲覧
  4. ^ a b プロ7年目の28歳・杉山知靖が初優勝&ZOZOチャンピオンシップ出場権も獲得 ブリヂストンオープン - スポーツ報知、2021年10月10日配信、同日閲覧
  5. ^ 袖ヶ浦コース詳細
  6. ^ 男子ゴルフのブリヂストン・オープン消滅 ジャンボ、青木らが彩った秋の風物詩 52年の歴史に幕 スポニチ 2021年11月30日
  7. ^ 「ブリヂストンオープン」開催中止のお知らせ(8月31日発表)ブリヂストン、JGTO
  8. ^ a b ブリヂストンOP 13日の最終日は中止、今平が今季初勝利で大会連覇 - Sponichi Annex(スポーツニッポン新聞社)、2019年10月12日配信、同日閲覧
  9. ^ 6試合が開催時期を変更した男子ツアー そこには複雑な事情が絡み合っていた”. パーゴルフ+PLUS(2019年1月13日作成). 2019年10月12日閲覧。
  10. ^ 今平周吾が通算2勝目 石川遼は4位 - 日刊スポーツ、2018年10月21日配信、同日閲覧
  11. ^ “時松が今季初V 最終日も中止で36ホールに短縮”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2017年10月22日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201710220000132.html 2017年10月22日閲覧。 
  12. ^ 小平智が逆転で今季初勝利 ツアー通算4勝目 - 日刊スポーツ、2016年10月23日閲覧
  13. ^ 松村が逆転優勝 - 日本経済新聞社、2015年10月25日閲覧
  14. ^ ブリヂストンオープン2014 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  15. ^ ブリヂストンオープンゴルフトーナメント2013 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  16. ^ ブリヂストンオープンゴルフトーナメント2012 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  17. ^ ブリヂストンオープンゴルフトーナメント2011 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  18. ^ ブリヂストンオープン2010 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  19. ^ ブリヂストンオープン2009 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  20. ^ ブリヂストンオープン2008 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  21. ^ ブリヂストンオープン2007 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  22. ^ ブリヂストンオープン2006 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  23. ^ ブリヂストンオープン2005 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  24. ^ ブリヂストンオープン2004 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  25. ^ ブリヂストンオープン2003 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  26. ^ ブリヂストンオープン2002 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  27. ^ ブリヂストンオープン2001 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  28. ^ ブリヂストンオープン2000 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  29. ^ ブリヂストンオープン1999 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  30. ^ ブリヂストンオープン1998 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  31. ^ ブリヂストンオープン1997 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  32. ^ ブリヂストンオープン1996 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  33. ^ ブリヂストンオープン1995 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  34. ^ ブリヂストンオープン1994 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  35. ^ ブリヂストンオープン1993 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  36. ^ ブリヂストンオープン1992 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  37. ^ ブリヂストンオープン1991 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  38. ^ ブリヂストンオープン1990 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  39. ^ ブリヂストンオープン1989 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  40. ^ ブリヂストンオープン1988 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  41. ^ ブリヂストン1987 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  42. ^ ブリヂストン1986 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  43. ^ ブリヂストントーナメント1985 フルリーダーボード - 日本ゴルフツアー機構、2016年10月23日閲覧
  44. ^ 「BSCCの歴史」 ブリヂストンカンツリー倶楽部公式ウェブサイト

外部リンク