ブライアン・ボウルズ(Brian Bowles、1980年6月22日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。ウェストバージニア州チャールストン出身。ハードコア・ジム所属。ブラジリアン柔術茶帯。元WEC世界バンタム級王者。
プロになってからもペプシコーラ販売員の仕事を継続していた。
来歴
2005年から総合格闘技の練習を始め[1]、翌年にプロデビュー。2007年にはWECと契約し、緒戦となった6月3日のチャーリー・ヴァレンシア戦はチョークスリーパーで勝利した。次いで12月12日にはマルコ・ロウロと対戦、KO勝利でWEC2連勝となった。
2008年8月3日のWEC 35でダマッシオ・ペイジに一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。12月3日のWEC 37でもウィル・ヒベイロに一本勝ちし、サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2009年の4月5日にはミゲール・トーレスの持つWEC世界バンタム級王座に挑戦予定であったが、怪我により欠場した。8月9日、WEC 42でのタイトルマッチでは1ラウンドKO勝ちを収め王座獲得に成功した。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2010年3月6日、初防衛戦となったWEC 47で挑戦者ドミニク・クルーズと対戦。2ラウンド終了時に右手の骨折でドクターストップがかかり、TKO負けによりキャリア初敗北を喫するとともに王座陥落した。
UFC
2011年3月3日、UFC初参戦となったUFC Live: Sanchez vs. Kampmannでダマッシオ・ペイジと再戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2011年7月2日、UFC 132で水垣偉弥と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2011年11月19日、UFC 139でユライア・フェイバーと対戦し、ギロチンチョークで一本負けを喫した。
2013年5月25日、UFC 160でジョージ・ループと対戦し、2RTKO負け。試合後の薬物検査で規定値を超えた高濃度のテストステロンが検出され、ネバダ州アスレチック・コミッションから9か月間の出場停止処分を受け、UFCからリリースされた。
戦績
総合格闘技 戦績
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13 試合
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(T)KO
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一本
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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10 勝
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3
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6
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1
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0
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0
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0
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3 敗
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2
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1
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0
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0
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獲得タイトル
表彰
- UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
- WEC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
- WEC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(2回)
脚注
関連項目
外部リンク