キャンベルはエベネザーに到着するまで部隊を率い、その途中でブライア・クリークに架かる橋を焼いた。エベネザーでは部隊の指揮権をプレボスト准将の弟であるマーク・プレボスト中佐に渡し、自分はイングランドに戻るべく河を下った[10]。愛国者部隊のアッシュ将軍はキャンペル隊の後を付けており、2月26日にはブライア・クリークとサバンナ川の合流点から北に約15マイル (24 km) の地点で宿営した。アッシュは部下の兵士に橋を修復するよう命じた[11][12]。アッシュがそこで宿営している間に約200名の軽装騎兵と幾らかの軽装歩兵部隊が加わり、総勢は約1,300名に膨れあがった。
地形
ブライア・クリーク自体はジョージア東部、オギーチー河とサバンナ川の間にあって、東部の大半を横切る小さな河川である。ピードモント台地の低地にあるウォーレン郡ウォーレントンとマクダフィー郡トムソンの間を水源にしている。このクリークの上流は、滝線を通るときにカオリンの露天掘り鉱山に囲まれている。そこからは海岸平原の上流側に入り、レンズやウェインズボロのような町を過ぎた後に、シルベニアの近く、スクリーブン郡東部でサバンナ川に合流する。水路の総延長は約80マイル (130 km) である。川幅は30ないし50フィート (9 - 16 m) ある。河口(サバンナ川との合流点)近くでは80フィート (25 m) に広がる。下流の大半はタッカホー野生生物管理地域に接しており、そこにこの戦場のかなりの部分が含まれている。
3月1日、正規兵と民兵を含む約500名の囮部隊が、公然と北に向かって進軍し、焼き落とした橋から3マイル (4.8 km) の地点で宿営した。その夜、主に第71歩兵連隊とジェイムズ・ベアードの軽装歩兵中隊から約900名の経験を積んだ兵士が抜かれた。これには5門の野砲も伴い、またフロリダ・レンジャーズの隊員など経験のある民兵隊も入った。この部隊は北のパリスミル橋まで急行軍した。
Ashmore, Otis; Olmstead, Charles (June 1926). “The Battles of Kettle Creek and Brier Creek”. The Georgia Historical Quarterly (Volume 10, No. 2). JSTOR40575848.
Hall, Leslie (2001). Land and Allegiance in Revolutionary Georgia. Athens, GA: University of Georgia Press. ISBN978-0-8203-2262-9. OCLC247101654
Howard, Joshua (Winter 2004). “"Things Here Wear a Melancholy Appearance": The American Defeat at Briar Creek”. The Georgia Historical Quarterly (Volume 88, No. 4). JSTOR40584769.
Morrill, Dan (1993). Southern Campaigns of the American Revolution. Baltimore, MD: Nautical & Aviation Publishing. ISBN978-1-877853-21-0. OCLC231619453
Russell, David Lee (2000). The American Revolution in the Southern Colonies. Jefferson, NC: McFarland. ISBN978-0-7864-0783-5. OCLC248087936
Wilson, David K (2005). The Southern Strategy: Britain's Conquest of South Carolina and Georgia, 1775-1780. Columbia, SC: University of South Carolina Press. ISBN1-57003-573-3. OCLC232001108
関連図書
Hollingsworth, Dixon. The History of Screven County, Georgia: Topical Section T14; The Battle of Brier Creek, pages 12-15. Curtis Media Corporation, 1989.
Hollingsworth, Clyde D. Pioneer Days: A History of the Early Years In Screven County Part II, The Battle of Brier Creek, pages 9-12. The Partridge Pond Press; Sylvania, Georgia, 1947, 1975, 1979, 1993.