フレデリック・アンツ(Frédéric Hantz, 1966年3月30日 - )は、フランス・ロデーズ出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィールダー。
経歴
現役時代はFCイストル、FCメス、OGCニースなどでプレー。引退後は生まれ故郷でもあり、選手としても所属したロデーズAFにて、32歳の若さで監督としてのキャリアをスタートさせた。
2004年12月、当時リーグ・ドゥ(2部)に所属していたル・マンUCの監督に就任すると、同シーズンに昇格へと導く。リーグ・アンでもその手腕は発揮され、昇格間もないル・マンを一時はUEFAカップ出場枠圏内を争うまで順位を押し上げ、その結果リーグ最優秀監督候補にもノミネートされた。
2006-2007シーズン、2シーズン続けてル・マンを中位に留まらせた実力が評価され、シーズン終了後FCソショーの監督に就任したが、2007年12月、成績不振により解任された。
練習にダンスを取り入れる、試合と同時刻の夜間に練習するなど、従来の発想に囚われないユニークな指導法が彼の特徴である。選手に対して時に辛辣なコメントを放ち、さらには下部リーグでプレーさせる等厳しさを見せるが、松井大輔がル・マン残留の条件として彼の続投を挙げるなど、選手からの信頼も大きいことが窺い知れる。
2008年12月ル・アーヴルACの監督に就任。2010年からはSCバスティアで指揮をとっていたが、2014年をもって退任。2016年1月26日、モンペリエHSCの指揮官の座に就いた[1]。
所属クラブ
指導歴
タイトル
- 指導者
- バスティア
脚注
外部リンク