ファーストサマーウイカの オールナイトニッポン0(ZERO) |
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愛称 |
ウイカANN0 |
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放送方式 |
生放送 |
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放送期間 |
2020年3月31日(3月30日深夜)- 2022年3月29日(3月28日深夜) 2023年3月18日(3月19日深夜) 2024年12月30日(12月31日深夜) |
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放送時間 |
火曜日 3:00-4:30(月曜日深夜) 90分 |
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放送回数 |
全105回+1回(1部) |
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放送局 |
ニッポン放送 |
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制作 |
ニッポン放送 |
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ネットワーク |
NRN、ラジオ関西 |
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パーソナリティ |
ファーストサマーウイカ |
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テーマ曲 |
OP:ノー・ダウト「Just A Girl」 ED:「BITTERSWEET SAMBA」 |
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ディレクター |
金子司(2020年3月 - 2021年3月) 中村悠紀(2021年3月 - 2022年3月) |
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公式サイト |
公式サイト |
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『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)』(ファーストサマーウイカのオールナイトニッポンゼロ)は、かつてニッポン放送をキーステーションに全国22局ネットで放送されていたラジオ番組。2020年3月31日(3月30日深夜)にレギュラー放送開始。
タレント・歌手のファーストサマーウイカがパーソナリティを務める。
概要
2019年11月16日に単発特番として放送された後、2020年3月9日に行われたオールナイトニッポン0(ZERO)の新パーソナリティの記者会見でレギュラー化が発表された[1]。
この記者会見で、ファーストサマーウイカは「去年の秋から、運気が想像を絶するハイスピードで上がってる。来年あたり死ぬんちゃうかなと思う」としながらも「深夜ならではの人を傷つけない悪口や品のない楽しい話をしていきたい。何かとネットニュースになるような…」と抱負を述べている[2]。
オールナイトニッポンのプロデューサーの冨山雄一は今回の起用について「ウイカさんについては、女性の話せるパーソナリティで考えていった中で、2019年度の特番を振り返り、「しゃべりの伸びしろを感じるよね」という話になりました。1人しゃべりだと、ある程度人生のバックボーンや経験値があるとトークに深みが出るので、ウイカさんの人生経験の厚みにも期待しての起用です。」と述べている[3]。
2021年3月10日、『オールナイトニッポン0』枠の編成に関する記者会見が行われ、ウイカが登壇し、この番組の継続が発表された[4]。
番組の通称は「土手」で、パーソナリティのウイカが自称「東京23区内で最も土手が高い女」である事から来ている。リスナーはそれぞれ「土手チン(男性)」「土手ガール(女性)」「土手ランナー/土手リスナー(通称)」と呼ばれている。2021年1月26日には、番組初のオリジナルグッズとしてリスナーの考案で開発した「土手ジャージ」が完全受注生産で発売された。
長らく番組としてのノベルティは存在せず、番組でTENGAの話題を出した事で典雅から大量のTENGAグッズが送られてきたために、ウイカがその時の気分でそれらのグッズ[注 1]をメール採用者に贈っていたが、2021年11月の放送でウイカの発案でリスナーからステッカー案を公募することが決定。3週にわたる選考の末、リスナーのデザイン案をもとにした3種類のステッカーが製作され、メール採用者にそれぞれをランダムで送られることになった。
2022年2月28日(3月1日深夜)放送分にて、同年3月末をもってこの番組を終了する事を発表した[5][6]。これについて、ファーストサマーウイカは、「『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)』は2022年3月いっぱいで終了することとなりました」と述べた上で「残念なんですけども、急なお知らせですみません」「残りわずかですけどよろしくお願いいたします」とリスナーに対して番組の終了の報告をした[6]。そして、ファーストサマーウイカは、自身のツイッターアカウントに、リスナーに対して、「ラストまで駆け抜けるのでヨロシク」とツイートした[5]。また、ファーストサマーウイカの自身のインスタグラムにおいても、「2年間続いたファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0 土手ラジオが3月いっぱいで終わります!残念すぎ!!!!」と述べた上で「来週(3月8日(7日深夜))の放送で話せる限り(経緯について)話します 土手チン土手ガールに何度助けられたことか寂しいけど、最後まで悲しみ吹き飛ばして駆け抜けるので、3/28 までよろしくお願いします~!!」と投稿した[7]。
そして、ファーストサマーウイカが2022年3月8日(7日深夜)に改めて番組の終了について「ちょっとね、希望を持たせてしまっていたかもしれませんけど、1部には上がりません。すいません。正真正銘のフィニッシュでございます」と述べた上で、2021年から2022年にかけての年末年始に番組終了の話を聞いたことを述べ、「越えられない壁がありましたね」「私の土手ではちょっと越えられなかった壁があったかなという感じじゃないかなと判断しております。残念です。とても残念です」と述べた[8]。さらに、「2年できたことが私は奇跡に近いと思うんですよ。こんな何者か分からない人が最初に月曜日につかせてもらえて。2年もやれただけ、0をやれただけすごいことやと思います」とも述べた[8]。
2023年3月10日、同月18日(19日深夜)に一夜限りの復活放送が行われることが発表された。これについて、ファーストサマーウイカは「ただいまー!! 土手のみんな、元気にしてますか? 約1年ぶりにウイカANN0が帰ってきました! 今回が記念すべき第100回目の放送! この1年で変わったこと変わらなかったこと、土手リスナーの皆と近況報告し合いたいなー!」と土手リスナーに向けてコメントを送った[9]。
2024年12月30日(31日深夜)、約一年半ぶりに通称“1部”といわれる『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン』として復活放送[10]。
放送時間
パーソナリティ
コーナー
- 様々な有名人に命名した「ファーストサマーウイカ」のような名称を募集するコーナー。
- GLAYのTERUにまつわる投稿が多くなったため、7月27日(28日未明)の放送では、TERUと親交の深いゲストのエハラマサヒロと共にTERUのウイカネームを決定する[12]など、ゲストが出演するとそのゲストにまつわるウイカネームを募集することがある。
- リスナーが「盗み聞き」を行った「エロい発言」をリスナーから募る。パーソナリティのウイカ本人が言っている設定の他にも、名前の一部を「ウイカ」または「ウイ」にした著名人、漫画・アニメキャラクターのモノマネメールも多数採用されている。
- リスナーから寄せられたエピソードをウイカがFM調に読むが、リスナーはそのエピソードに下ネタをそっと取り入れ、最後はウイカがその下ネタに気づいてキレながらツッコミを入れる。
- 4時前のCM明けジングルで流されるコーナー。国内外のエロに関するニュースを読み上げ、そのニュースを0も含めた6段階(0から5まで)の「湿り」で評価する[注 2]。リスナーが投稿できるコーナーとして公式サイトに掲載されており、稀にリスナーから報告されたニュースが採用されていた。
- アイドルなど、このコーナーを聴かせることが相応しくないゲストが来ている場合は、エロが絡まない「占めるニュース」になるなどの配慮が行われる。
- リスナーが密かにやっている「性格の悪い戯び」を募集する。10月12日(13日未明)の放送より開始。
- 「愛おしい」と感じる行動をしている人に向けた手紙を送ってもらうコーナー。「愛おしい」を建前に、周囲を顧みない迷惑な行動や、自意識からくる無駄な行動をしている人への皮肉や悪意を込めた手紙が読み上げられる。2020年11月9日(10日未明)の放送より開始。元々は開始日のゲストであった根本宗子を楽しませるために作られた特別コーナーであったが、肝心の根本本人には「普通」という評価を貰ってしまった。
- 株式会社グラフィコから発売されているヘルシーバランス応援サプリ「なかったコトに!」とのタイアップコーナー。コーナーBGMはRADIO FISH『PERFECT HUMAN』[注 3]
- リスナーが経験した失敗談や恥ずかしい言動など「なかったコトに!」したいエピソードを送ってもらうコーナー。毎週1名を「ウイカ賞」として表彰し、選ばれたリスナーにはAmazonギフトカード5000円分と、「なかったコトに!」14日分3パックが贈られる。また、コーナーの最後にはその週に読んだコーナーメールを全てシュレッダーにかけ、「なかったコト」にする。
- 2021年3月8日(9日未明)から3月29日(30日未明)までの期間限定で行われた。
- 上述の「なかったコトに!したいコト!」で、マンガやアニメの影響を受けて恥ずかしい言動をしてしまったリスナーからのメールが多数来たことから、2021年4月19日(20日未明)放送回のゲストでマンガ・アニメ好きの生駒里奈と共有するために作られたコーナー。タイトル通り、過去にマンガやアニメの影響を受けてやってしまった恥ずかしい言動を募集する。
- ミクチャ限定で行われている、5分ほどのおまけコーナー。当初は「ムッシュ」と「リップス[注 4]」と名付けられたデッサン人形を使用して視聴者に「四十八手」を毎週ひとつずつ教えていたが、全て教え終わったために現在はリスナーから送られてきた悩み相談に答えるコーナーを行なっている。
- ミクチャ限定のアフタートーク自体は他の曜日にもある共通コーナーだが、独自にコーナーを開設してメールを募集しているのは当番組のみである。
ゲストおよびその他の出演者
ポッドキャスト
番組から派生したポッドキャスト番組、「ウイカ初めてのSDGs~powered byファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)」が2021年2月22日22時よりニッポン放送 PODCAST STATIONなどで配信されている。内容は、ニッポン放送・フジテレビ・BSフジ合同で実施されている「楽しくアクション!SDGs」プロジェクトのアンバサダーに任命されたウイカがSDGsについて学ぶもので期間限定で毎週月曜22時にアップされる予定。[23]
出来事
- 2020年6月15日(16日深夜)の放送では、テレビアニメ『波よ聞いてくれ』との「ゲリラ」コラボ企画を実施した。この企画は以前よりアニメの主人公の鼓田ミナレがウイカに似ているという話題をラジオで話したことで、アニメの製作サイドからオファーが届いた事から実現した。内容は曲の途中から事前収録したアニメの第5話「生かして帰さない」で、ウイカ演ずる主人公がゲリラ放送を行ったものを再現したものを流すというもの。なおこの際MixChannelでは、ウイカがリスナーからのメールを読んでいる風にしている映像を流した[24]。
備考
- 2020年6月29日(30日深夜)の放送は東京都知事選挙政権放送を放送するため、ニッポン放送のみ3時55分までの短縮放送となった(フルネット局とMix Channelの同時配信は通常通り4時30分まで)
- 2022年春の改編では、ニッポン放送の改編が地方ネット局の改編より1週間遅いため、同年3月28日からオールナイトニッポン0の放送を開始する秋田放送(ABS)、ラジオ福島(rfc)、山口放送(KRY)、熊本放送(RKK)、宮崎放送(mrt)の5局が、この番組を最終回だけ放送するという珍事が起きた。
スタッフ
現在
- ディレクター:中村悠紀(2021年3月30日 - 、ADから昇格)
- 構成:宮森かわら(2020年3月31日 - )、高垣雄海(2021年3月30日 - )
- AD:小鍛冶優子(2021年3月30日 - )
過去
- ディレクター:金子司(2020年3月31日 - 2021年3月23日)
- 構成:岡本健太(2020年3月31日 - 2021年3月23日)
イベント
- 「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO) 土手の衆2021 ~例の日本青年館~」(2021年10月8日、日本青年館)
- 番組初の公開イベント。イベント前には通販限定で公式グッズの販売も行われた。副題の「例の日本青年館」は、番組内で以前「番組イベントを行うなら会場は『例のプール』にしたい」というトークが行われていた事に由来する。当初はゲストに根本宗子の出演が予定されていたが、「スタッフ側との行き違い」を理由に根本側から出演を辞退する申し出があり、当日になって出演がキャンセルされた。[25]。
放送休止事例(代理番組)
脚注
注釈
- ^ ニッポン放送のコンプライアンス上アダルトグッズはリスナーに贈ることが不可だったため、Tシャツなどの全年齢対象のグッズのみ。
- ^ 1〜5までの場合は評価に応じて水滴の音、0の場合は寒風の音が流れる。
- ^ 「なかった→NA・KA・TA(なかた)」に掛けたダジャレ。
- ^ 終盤で破損し、二代目が導入された。
- ^ 放送当時ウイカがゲーム『龍が如く7 光と闇の行方』にハマっており、中でもゲーム中で安田顕が演じていたキャラクター「ナンバ」が好きだという話を度々していたところ、放送をradikoで聴いていた安田顕から番組のTwitterアカウント宛に「会話できませんか」という反応が直接送られ、そのまま急遽の電話出演が実現した。
- ^ 映画『私はいったい、何と闘っているのか』でウイカが主演の安田と共演したため、スタジオゲストとして出演。スケジュールの都合上、事前収録される形での放送。
- ^ 前週に「勝手にGLAYのTERUさんスペシャル!」と題し、当時「命名!ウイカネーム」のコーナーで頻出だったTERUのウイカネームをTERUと親交が深いエハラマサヒロと話し合って決定した。その事をエハラがプライベートでTERUに報告した事がきっかけで、エハラ経由で録音されたコメントが放送された。
- ^ ウイカ及び事前収録日のゲストだった生駒里奈が出演していた舞台『カメレオンズ・リップ』をプライベートで観劇後、当番組の収録スタジオの見学に訪れたために、急遽「湿るニュース」のジングルに参加した。
- ^ 前週にウイカが出演した『ももいろ歌合戦』(BS日テレ・ニッポン放送・AbemaTV)の振り返りトークをしていたことがきっかけで出演。ウイカやリスナーには事前に一切知らされなかったサプライズゲストであった。
- ^ 前年と同様、サプライズでの出演。
- ^ 『菅田将暉のオールナイトニッポン』の代替番組として当日放送されていた『堀内健と出川哲朗のオールナイトニッポン』からの乱入出演。ウイカ自身も堀内と出川へのドッキリという形でリスナーを装って電話出演、スタジオに乱入していた[21][20]。
- ^ 放送日が「ニッポン放送 1日まるっと SDGsステーション」だった事による出演。
- ^ ウイカが出演していた舞台「カメレオンズ・リップ」の主演。舞台などのスケジュールの都合上、生放送ではなく前日に事前収録する形で放送された。
- ^ 同日に当番組の3月いっぱいでの終了も告知された。
- ^ シークレットゲスト。
- ^ VTR出演。
関連項目
外部リンク
オールナイトニッポン0(ZERO)(月曜)
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前担当
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ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO) 火曜日(月曜深夜) 3:00 - 4:30
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次担当
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