『ピストルオペラ』は 2001年公開の日本映画。監督は鈴木清順で、主演を江角マキコが務めた。上映時間112分。製作発表時点のタイトルは『殺しの烙印 ピストルオペラ』だった[1]。
1967年の『殺しの烙印』の後日談と呼ばれる“極彩色のフィルム・ノワール”[2]。全編にちりばめられたアーティスティックな映像が特徴的。第58回ヴェネツィア国際映画祭アウト・オブ・コンペ部門正式招待作品。同映画祭では「偉大なる巨匠に捧げるオマージュの盾」を受賞。キャッチコピーは「ミンナ、オダブツ!」。
ストーリー
拳銃を「あたしの男」と呼ぶ、殺し屋組織「ギルド」のNO.3である皆月美有樹(通称:野良猫)は、ある日組織の代理人から殺しの依頼を受ける。しかし連絡の行き違いから、美有樹は別の幹部を殺してしまう。やがて組織のNO.1である百眼の殺しを依頼された美有樹だが、誰も百眼の顔を知らず、美有樹自身も一向に姿を見せない百眼に追いつめられていく。
スタッフ
キャスト
- 江角マキコ:皆月美有樹(殺し屋No.3)
- 山口小夜子:上京小夜子
- 韓英恵:少女・小夜子
- 永瀬正敏:黒い服の男(殺し屋No.1?)
- 樹木希林:りん
- ヤンB・ワウドストラ:白人の男(殺し屋No.5)
- 渡辺博光:車椅子の男(殺し屋No.4)
- 加藤善博:情報屋の男
- 柴田理恵:女剣劇の役者
- 青木富夫:劇場の男
- 小杉亜友美:ターゲットの女
- 上野潤:若い男
- 乾朔太郎(渡辺謙作):ダンスホールの男
- 三原康可:殺し屋NO.6
- 田中要次:殺し屋NO.7
- 加藤照男:殺し屋NO.8
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- 森下能幸:殺し屋NO.9
- 木村慶太:ボディーガードNO.1
- 鈴木康介:ボディーガードNO.2
- 藤井かほり:明石町の女
- 上野昻志:和服の男
- 城戸光晴、原田悦嗣:とび職人
- 鈴木重男:宅配便屋
- 茂木香、背戸口里絵:尼僧
- 成田裕介、阿部能丸、高橋洋、島田元:亡霊
- 神田裕司:拳銃の声
- 東大路昌弘、森田優一、西山隆行:剣劇の役者
- シンゴ&アスカ ダンシングチーム:ダンサー
- Sal Vanilla:白塗りの男
- 加藤治子:折口静香
- 沢田研二:東京駅の男(殺し屋No.2)
- 平幹二朗:花田五郎(元殺し屋No.1)
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公開
2001年10月27日、松竹系公開。
脚注
外部リンク
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