ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港(英語:Billy Bishop Toronto City Airport)は、カナダのオンタリオ州トロントにある国際空港である。トロント・アイランド空港(Toronto Island Airport)と呼ばれることもある。
概要
トロント市街中心地に近く、オンタリオ湖岸のトロント島にある。東西方向の主要滑走路1本と、短い滑走路2本、飛行艇用離陸地がある。空港へは歩行者専用のトンネル、あるいは専用フェリーでアクセスする。ターボプロップ機を使用したコミューター路線、民間機、医療用航空などに使用されている。ポーター航空とエアカナダ・エクスプレスが乗り入れている。
歴史
1939年にトロントの主力空港として開業した。当時は「ジョージ5世港アイランド空港(Port George VI Island Airport)」と呼ばれていた。同時期にトロント郊外に"予備"の空港が建設された。これが今日のトロント・ピアソン国際空港である。この2つの空港の役割は次第に逆転した。
1994年にはトロント・シティーセンター空港(Toronto City Centre Airport)と改称された。2009年にはビリー・ビショップ・トロント・シティー空港と改称された。第一次世界大戦でエースパイロットとして活躍したウィリアム・ビショップにちなむ。
航空会社
アクセス
以前から設置が論議されてきた[5]、無償で利用できる240mの歩行者専用トンネルが2015年に開通し[6]利用されている。また、トロント港湾公団(TPA)が運航するフェリーがあり、朝5時台から深夜まで運行している。122メートルの距離を渡るこのフェリーは定期運行する世界最短フェリーの一つとも言われている。定員200名のマリリン・ベル1世号と、定員150名のデイヴィッド・ホーネル号が就航している。市街地からフェリー・ターミナルまでは無償のシャトルバスやストリート・カー、トロント交通局バス、タクシーで結ばれている。
脚注
外部リンク
空港情報 (ICAO:CYTZ · IATA:YTZ) |
---|
空港概要 | |
---|
気象情報 | |
---|
その他 | |
---|