ビリー・クリスタル(Billy Crystal、1948年3月14日 - )は、アメリカ合衆国出身の俳優、コメディアン。
プロフィール
ニューヨーク州ロングアイランドでロシア系、ウクライナ系のユダヤ人の血を引く両親の元に生まれた[1]。父親は音楽プロデューサーで、叔父も音楽関係者というショービジネスに縁が深い家柄である。
野球選手を目指し奨学金を得てハンティントン大学へ進学するが[1]、その後ニューヨーク大学へ転校し演劇を学び[2]コメディアンの道へと進む。ニューヨーク・ヤンキースファンである。2008年3月13日、ニューヨーク・ヤンキースと1日だけ契約し長年の夢が現実のものとなる(後述)。
当初はスタンダップ・コメディアンとして活躍し、その後人気番組である『サタデー・ナイト・ライブ』へ出演し全国的な人気を博す。これまで6回エミー賞を受賞している。
奇想天外なシットコムとして人気を博したカルトなドラマ『ソープ』のレギュラー出演では、クレイジーな登場人物が入り乱れるファミリー・コメディでゲイの次男の役柄(Jodie Dallas)を演じた。
また、1978年に『Rabbit Test』で映画デビューし、『恋人たちの予感』でスクリーンでも知名度は飛躍。『シティ・スリッカーズ』など数々の映画にも出演。また、映画作品の監督やプロデュースなども行う。
スタンダップ・コメディの経験を生かし、アカデミー賞の司会を1990年、1991年、1992年、1993年、1997年、1998年、2000年、2004年と2012年の9回担当した。
主な出演作
テレビドラマ
テレビアニメ
ヤンキースとの関わり
2008年3月13日、ヤンキースと1日だけマイナー契約を結び、メジャーの春季キャンプに招待された。翌日の60回目の誕生日にちなんだ背番号60のユニフォームを着用し、ピッツバーグ・パイレーツとの練習試合に「1番DH」で出場。パイレーツの先発ポール・マホームと対戦したが三振に打ち取られ、ジョニー・デイモンと交代した。試合後「信じられない。人生で最高の出来事だった」と語った[3][4]。
脚注
外部リンク
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1951–1975 | |
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1976–2000 | |
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2001–現在 | |
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