ビリャロブレド(Villarrobledo)は、スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州アルバセーテ県のムニシピオ(基礎自治体)。
世界最大のワイン産地であるラ・マンチャ (DO)に含まれており、ビリャロブレドは30,000ヘクタール以上(約4,800万本)もの広大なぶどう畑に覆われている。 マンチェゴ・チーズの生産と輸出の中心地でもある。ほかに重要な産業としては、金属加工と運輸業がある。
地理
ラ・マンチャ地方の中心部に位置する。ラ・マンチャ地方は面積26,000km2におよぶ平原で、南メセタの東半分を占め、標高は600mから800mである。ラ・マンチャ地方はトレド山脈、シエラモネラ山脈、アルカラス山脈、クエンカ山脈に囲まれている。
ビリャロブレドの標高は721mであり、鉄道駅は713.5m、エラ・デ・カラスコは739mである。自治体の面積は861.25km2であり、スペイン第16位である。自治体の緯度経度は北緯39度16分10秒 西経02度36分15秒 / 北緯39.26944度 西経2.60417度 / 39.26944; -2.60417である。自治体内をサランカ川(グアディアナ川の支流)、コルコレス川とソトゥエラモス川(サランカ川の支流)が流れている。
気候
ビリャロブレドの気候は、気温の変化が激しい。摂氏マイナス20度以下を記録したことがあるほど冬季は寒く、40度を超えるほど夏季は暑い。夏にはソラノと呼ばれる東風が吹き、冬にはシエルソと呼ばれる冷たい北西の風が吹く。一年中吹く南西からの風はアブレゴと呼ばれる。気温は極端に変わるが、冬も夏も乾燥している。春と秋は心地よい気候となる。
雨は乏しく、おもに春と秋の終わりに降る。年平均降水量は39.02mmである。夏にときたま降る雨は、大きな嵐となる。降雪は多くないが、12月と1月に見られ、まれに春にもある。
文化
次の催し物が有名である。
脚注
外部リンク
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