主に散文詩を書いていた頃の初期の詩は高度にシュルレアリスム的であり、地球や海を表すシンボルを用いて自然の美しさを賞賛していた。アレイクサンドレの初期の詩の多くは悲しみに満ちている。これは情熱を失い自由な精神を無くす人々を見た彼の気持ちを反映している。彼の初期の詩集には1935年に出版されたPassion of the Earthや1933年のDestruction or Loveがある。
1944年のShadow of Paradiseでは仲間、友情、精神の結合といったものをテーマに据えた。彼の後期の詩集には1954年のHistory of the Heartや1962年のIn a Vast Dominionがある。
アレイクサンドレはマドリード大学で法律を学んだ。彼の詩集は1977年に出版されたTwenty Poems of Vicente Aleixandreで英訳されている。