『パンとバスと2度目のハツコイ』(パンとバスとにどめのハツコイ)は、2018年2月17日に公開された今泉力哉監督・脚本による恋愛映画。アイドルグループ・乃木坂46の元メンバーで女優の深川麻衣が映画初出演にして初主演を務め、共演は三代目 J Soul Brothersのメンバーである山下健二郎。キャッチコピーは、『スキにならずに、スキでいる。』。第30回東京国際映画祭特別招待作品。同年2月23日時点でイオンシネマの一部劇場のみでの上映となっている[1]。
ロケ地は東京都国立市および昭島市など多摩地域が中心で、立川バスの撮影協力のもと、2017年7月1日に廃止された立川バス拝島営業所で撮影が行われ、路線バスの洗車シーンなどが撮影された。またトリエ京王調布のイオンシネマシアタス調布での劇場公開に合わせ、主演の深川麻衣がルパ調布店で一日店長を務めている。
ストーリー
パン屋で働く市井ふみは、まじめすぎる性格から独自の結婚観を持っており、2年付き合った恋人からのプロポーズも正直な思いを告げて断ってしまう。彼女のささやかな楽しみは帰宅途中にパンを食べながら、バスの営業所の前で洗車を眺めることだった。
ある日、美術大学の予備校に通うために妹の市井二胡が上京し、ふみの部屋に居候することになる。そして、美大出身だが突然絵を描くのをやめてしまったふみをモデルに、二胡は絵を描きはじめる。
ふみは仕事中に、中学校の同級生で初恋の相手である湯浅たもつから突然声をかけられる。彼はふみがいつも洗車を眺めているバス会社で働いていた。思いがけない再開にふみはテンションが上がり、少しおしゃれをして彼と飲みに出かけるが、彼がバツイチ・子持ちであり、別れた妻をいまでも好きなのだと告げられる。
また、中学時代にふみを好きだったバイセクシャルの同級生石田さとみも上京して結婚しており、たもつとよく連絡を取っているのだという。さとみがふみを好きだったとは知らないたもつは、流れで次に3人で会うことを約束してしまう。その後、酒に弱いにもかかわらずたもつとともに呑んだふみは、勢いも手伝い「洗車中のバスに乗せてほしい」と別れ際にたもつにお願いする。
後日、ふみはとても幸せそうなさとみと再会する。さとみからたもつの離婚の原因が奥さんの浮気であることを聞き、ふみはさらに複雑な心境になってしまう。しかしその後何度も会えば会うほど、ふみはたもつに惹かれていくのだった……。
キャスト
スタッフ
ロケ地
- 東京都立川市:ベーカリーKiBuN屋
- 東京都昭島市:立川バス拝島営業所
- 東京都国立市
- 静岡県伊東市:大室山
受賞歴
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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