『ハイロー・カントリー』(原題:The Hi-Lo Country)は、1998年制作のアメリカ合衆国の映画。
西部劇最後の巨匠サム・ペキンパーが映画化を望みながら実現しなかったマックス・エヴァンスの同名小説の映画化[2][3]。マーティン・スコセッシ製作、スティーヴン・フリアーズ監督。第49回ベルリン国際映画祭銀熊賞 (監督賞)受賞[4]。
あらすじ
ニューメキシコの広大な平野ハイロー・カントリーで牧場を営むピートは出征していた第二次世界大戦が終わり、復員してきた。しかし、町は成り上がり者のジム・エドに牛耳られ、牧場も取られ、さらに親友ビッグ・ボーイの弟リトル・ボーイは彼の手下となっていた。
そんなある日、ピートは酒場でモナという魅惑的な女性と出会う。ジョセファという恋人がいながら彼女に激しく恋するピートであったが、彼女はジム・エドの手下レスの妻だった。
やがて、彼と同じように出征していたビッグ・ボーイが復員してきた。2人は再会を喜ぶが、ビッグ・ボーイが紹介した恋人はモナだった。ピートは昔気質のカウボーイ魂を貫くビッグ・ボーイと共にジム・エドに反抗する。しかし、その中でピートは友情と恋愛感情のはざまで苦しんでいた。
ある日、ビッグ・ボーイと共にジム・エド一味と立ち回りを演じたピートはモナとジョセファを連れ、4人で森に行き酒を飲むが、ビッグ・ボーイが眠り込んだ間にピートは激情にかられて、モナを抱いてしまう。
やがて、ビッグ・ボーイは雇い主から牧場を受け継ぎ、ついにモナとの結婚を決めるのだが、そんな彼に悲劇が起きる。
キャスト
脚注
外部リンク
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