ドーンアプローチ(英:Dawn Approach)は、アイルランドの競走馬・種牡馬。父・ニューアプローチ、母・ヒムオブザドーン、母の父・フォーントリック。
2013年の2000ギニーの勝ち馬であり、ニューアプローチ産駒初の重賞勝ち馬でもある。
経歴
キャリアは2012年3月に始まり、ロイヤルアスコット競馬場、カラ競馬場でナショナルステークス、デューハーストステークス、ニューマーケット競馬場でコヴェントリーステークスなどの7つの重賞を獲得している。
2歳時、2013年のクラシックの有力候補とみなされたまま、2012年欧州シーズンを終えた。
3歳時には、緒戦の2000ギニーに勝利し、主戦騎手のケヴィン・マニングから「非常に特別な馬」、「いとも簡単にレースを勝ってみせた」と評価された[1]。
しかし、1番人気に推されたエプソムダービーでは完全に折り合いを欠き、優勝したルーラーオブザワールドから30馬身以上離され、最下位の12着と惨敗した。
この後、マイル戦に戻りセントジェームズパレスステークスに優勝。その後は勝ちきれないレースが続き、10月のクイーンエリザベス2世ステークス4着を最後に現役を引退した。
評価
2012年11月にカルティエ賞で最優秀2歳牡馬に選ばれた[2]。2012年の欧州のサラブレッド競走馬ランキングで、彼の最大のライバルであるキングスバーンズに6ポンド先行する、124ポンドの評価を与えられた[3]。
2013年のワールド・ベスト・レースホース・ランキングでは11位、3歳馬の中ではトロナードとオリンピックグローリーに次ぎ、マジシャン、アンテロ、ウィルテイクチャージと並ぶ3位に選ばれた[4]。
種牡馬入り後
アイルランドのキルデア県のキルダンガンスタッドで種牡馬となった[5]。初年度の種付け料は35,000ユーロである[6]。
主な産駒
競走成績
血統表
注釈・出典
出典
外部リンク