ドクイトグモ(学名:Loxosceles reclusa)は、クモ綱・クモ目・イトグモ科に分類されるクモの一種。
分布
北アメリカ南部に分布する[1]。
特徴
体長7-12mm[2]。頭胸部背面にヴァイオリンによく似た形の褐色の斑紋をもつ。
石や枝の下、人家、納屋に生息する。夜行性で、壁に網をつくり、昆虫を捕食する。その名のとおり、とても強い毒をもっている。
人間との関わり
毒グモである本種に咬まれる被害が原産地では多発している。咬まれると周辺の組織が壊死したり死亡例もある[2]。
日本では、原産地からの物資に紛れ込んで侵入することが危惧されており、外来生物法にて特定外来生物に指定されている[2]。
出典
- ^ ロクソスケレス・レクルサ 国立環境研究所 侵入生物DB
- ^ a b c 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7。
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