トカラ(10159 Tokara)は、小惑星帯に位置する小惑星。
1994年12月、小林隆男が群馬県大泉町で発見した。
名称
鹿児島県の南方に連なる吐噶喇(トカラ)列島にちなむ。命名は2003年5月の小惑星回報(MPC 48390)で公表された[1][2]。
この名称は並木光男が推薦したものである。並木は吐噶喇列島に関心を持った契機として、2009年7月22日の日食における皆既日食帯が通ることを挙げている[2]。
トカラと同時に、吐噶喇列島に属する島にちなんだ (10161) 中之島、(10164) 悪石島、(10166) 宝島 も命名がされている。いずれも、小林が発見した小惑星に対して並木が推薦した名称である。
このほか、鹿児島県の地名に由来する (10178) 入来 も同時に命名されている(発見者は小林)。また、2009年7月22日の日食に関連して (20193) 屋久島が命名されている。
註
関連項目
外部リンク