デヴィッド・グラブス(David Grubbs、1967年9月21日 - )はアメリカ合衆国のミュージシャン、シンガーソングライター。スクワール・バイト、バストロ、ガスター・デル・ソルといったバンドに所属し、現在はソロのアーティストとして活動。
略歴
最初に所属したバンドはThe Happy Cadaversというパンクバンドで、1枚のシングルをリリースした。その後スクワール・バイトの前身であるハードコア・パンクバンド、Squirrelbait Youthを結成。スクワール・バイト・ユースの後もバストロやビッチ・マグネット、ガスター・デル・ソル、コデイン[1]、その他多数のバンド/アーティストにメンバーもしくはゲストとして参加し、ミュージシャンとしてのキャリアを深めていく。
ガスター・デル・ソル解散後の1997年、デビューソロアルバム『Banana Cabbage, Potato Lettuce, Onion Orange』をリリース。以降はソロアーティスト/シンガーソングライターとして活動し、多数のソロ/コラボレーション作品をリリースしている。
作品
ソロアルバム
- Banana Cabbage, Potato Lettuce, Onion Orange (1997年)
- The Thicket (1998年)
- The Coxcomb(1999年)
- The Spectrum Between (2000年)
- Act Five, Scene One (2002年)
- Rickets & Scurvy (2002年)
- Comic Structure (2003年)
- A Guess at the Riddle (2004年)
- An Optimist Notes the Dusk (2008年)
- The Plain Where the Palace Stood (2013年)
ソロシングル、EP
- "Aux Noctambules" (2000年)
- Thirty-Minute Raven EP (2000年)
- "Crumbling Land" (2003年、エイヴィー・テアとのスプリット)
- "Yellow Sky" (2005年)
- Two Soundtracks for Angela Bulloch EP (2005年)
- Hybrid Song Box.4 EP (2009年)
コラボレーション・アルバム
- Apertura with Mats Gustaffson (1999年)
- Arbovitae with Loren Connors (2003年)
- Off-Road with Mats Gustaffson (2003年)
- Thiefth with Susan Howe (2005年)
- The Harmless Dust with Nikos Veliotis (2005年)
- Souls of the Labadie Tract with Susan Howe (2006年)
- Frolic Architecture with Susan Howe (2011年)
- Failed Celestial Creatures with Taku Unami (2018年)
- Comet Meta with Taku Unami (2020年)
著書
- デイヴィッド・グラブス 著、若尾裕, 柳沢英輔 訳『レコードは風景をだいなしにする ジョン・ケージと録音物たち』フィルムアート社、2015年。 (原書 David Grubbs, David Grubbs (2014), Records Ruin the Landscape: John Cage, the Sixties, and Sound Recording )
脚注