ダン・レモン(Dan Lemmon, Daniel Lemmon)は、ニュージーランドのウェリントンに拠点を持つWETAデジタル社の視覚効果(VFX)スーパーバイザーである。
プロフィール
彼は元々、アメリカ合衆国カリフォルニア州のVFX制作会社デジタル・ドメインで『フィフス・エレメント』・『タイタニック』・『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』・『ビューティフル・マインド』といった大作映画で仕事をしていた。しかし、デジタル・ドメインが関わらなかった『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』・『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で仕事をするために、2002年にニュージーランドのウェリントンに拠点を持つWETAデジタル社に移籍し、『キング・コング』までのピーター・ジャクソン監督作品に携わってきた。つまり、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作に携わった人物でもある。その後は「VFXスーパーバイザー」という名義での仕事が増えていき、『アバター』を手掛けた後、『猿の惑星: 創世記』(2011年)、『猿の惑星: 新世紀』(2014年)[1]、『ジャングル・ブック』(2016年)、『猿の惑星: 聖戦記』(2017年)でアカデミー視覚効果賞に4回ノミネートされ、『ジャングル・ブック』の際に受賞を果たした。
フィルモグラフィ
デジタルドメイン
- フィフス・エレメント Le Cinquième élément The Fifth Element (1997) デジタル・アーティスト
- タイタニック Titanic (1997) キャラクター・インテグレーション・アーティスト
- ファイト・クラブ Fight Club (1999) デジタル・アーティスト
- スーパーノヴァ Supernova (2000) デジタル・アーティスト
- グリンチ How the Grinch Stole Christmas! (2000) 技術先導
- ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間 The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring (2001) 技術開発
- ビューティフル・マインド A Beautiful Mind (2001) 技術開発
- ワンス・アンド・フォーエバー We Were Soldiers (2002) CGスーパーバイザー
WETAデジタル
受賞とノミネート
参考文献
外部リンク
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1963–1980 | |
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1981–2000 | |
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2001–2020 | |
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2001–現在 | |
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