タンペレ工科大学(タンペレこうかだいがく、英: Tampere University of Technology、略称: TUT)は、フィンランド第2の都市タンペレにある国立大学である。フィンランドで2番目に大きい工科大学で、同国の2つの財団大学の1つである。キャンパスは首都ヘルシンキから電車で約1時間半ほどの距離にあるタンペレの郊外ヘルヴァンタに立地している。
1911年設立のタンペレ工業学校(Technical Institute of Tampere)を起源とし、1965年にヘルシンキ工科大学(現: アールト大学理工系学部)タンペレ分校として設立され、1972年にタンペレ工科大学として独立した。フィンランド政府の大学改革の一環として、2010年に財団大学となった。