タハール・ラヒム(Tahar Rahim, 1981年7月4日 - )は、フランスの俳優。
生い立ち
アルジェリア・オランからの移民の両親の下に生まれる[1]。青年期から映画に熱中し、モンペリエ第3大学で映画を学ぶ[3]。
キャリア
在学中の2005年、友人のシリル・メネガンが監督したドキュドラマ『Tahar l'étudiant』に主演。2007年、アブドゥル・ラウーフ・ダフリ(フランス語版)が脚本を書いたCanal+のミニシリーズ『La commune』に出演。この撮影中にジャック・オディアールと知り合い、厳しいテストの末、ダフリが脚本に参加したオディアールの映画『預言者』の主役を得た[3]。2009年に第62回カンヌ国際映画祭で初上映された同作でラヒムは第35回セザール賞主演男優賞と有望若手男優賞を受賞した。
2011年にはケヴィン・マクドナルドが監督した『第九軍団のワシ』で初めて外国の映画に出演し、ゲール語での演技を披露したほか、ロウ・イエの『パリ、ただよう花』、ジャン=ジャック・アノーの『Black Gold』に出演した。2013年にはアスガル・ファルハーディーの『ある過去の行方』、ジュリアン・ルクレール(フランス語版)の『Gibraltar』、レベッカ・ズロトヴスキの『The Informant』の公開が控える。
2010年に映画『預言者』で共演した同じアルジェリア系の女優レイラ・ベクティと結婚[4][5][6]、3人の子供がいる[7]。
フィルモグラフィ
映画
テレビ
出典
外部リンク