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この項目では、カクテルについて説明しています。
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ソルティ・ドッグ (英語: salty dog) とは、ウォッカベースのカクテルの1種[2]。グレープフルーツのさっぱりした口当たりと、グラスの縁の食塩との組み合わせが絶妙であるとして人気が高い[3]。
由来
「ソルティ・ドッグ」とは「甲板員」を意味するイギリスのスラングで、甲板員が甲板の上で汗だらけ塩だらけ、潮まみれになって働く様子から来ている[3][4][5]。そのスラングの連想から塩を使う本カクテルは名付けられた[4][5]。また、航海する船上で酒を飲んでいるときに、波しぶきがはねて海水が入ったことが始まりとする説もある[5]。
原型は19世紀末にイギリスで考案されたドライ・ジン、ライムジュース、塩をシェークして作る「ソルティ・ドッグ・コリンズ」[3]。
1940年代にイギリスでジン、グレープフルーツジュース、食塩をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注いで作るようになり[4][5][6]、1960年代にアメリカ人がウォッカを使って食塩をスノースタイルにし、ステアで作るように改変した[3][6]ことで、世界的な人気カクテルとなった[4]。
ジンを使い、塩を直接投入した当初のソルティ・ドッグは「クラシック・ソルティ・ドッグ」と呼ばれることもある[7][8]。
レシピの例
- 材料
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- 作り方
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- オールド・ファッションド・グラス[10]の縁をレモンで濡らして食塩をつけ、スノースタイルにする[9]。
- そのグラスに氷をいれ、ウォッカ、グレープフルーツ・ジュースをそそぎ、ステアして完成[6]
備考
ノンスノー(グラスの縁に食塩をつけない)にするとカクテルの呼称が変わり、「テールレス・ドッグ」または「グレイハウンド」と言う[11]。日本においては「ブルドッグ」とも呼ばれるが[12]、「ブルドッグ」の名づけは鎌倉市のバー「MIKE'S BAR」オーナー榊原直哉だとされている[13]。
出典