『ソリッドランナー』は、1997年3月28日に日本のアスキーから発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。
2100年代のアメリカ合衆国における都市「ソリッドシティ」を舞台に、主人公シュウが戦闘スーツである「ランナー」を着用して様々な依頼を解決する内容となっている。近未来を思わせる世界観を特徴としている。
開発はスティングが行い、プロデューサーはPlayStationおよびセガサターン用ソフト『時空探偵DD 幻のローレライ』(1996年)を手掛けた池田浩一、ゲーム・デザインは後にドリームキャスト用ソフト『神機世界エヴォリューション』(1999年)を手掛けた冨田佳寿、シナリオは脚本家のORCA、パッケージ・デザインは漫画家の沖一、音楽は『トレジャーハンターG』(1996年)を手掛けた田中光人および迫田敏明が担当している。
同日に発売された『DARK LAW 〜Meaning of Death〜』と共に、アスキーから発売された最後のスーパーファミコン用ソフトとなった。
登場人物
- シュウ・アースキン
- 本作の主人公。電脳探偵。
- バイスハイト
- 本作のラストボス。
スタッフ
- キャラクター、背景、モンスター・デザイン:沖一
- ストーリー:ORCA
- 原案、シナリオ監修:坂井淳一、藤家和正、野口義晃
- アシスタント監修:なかやまさなえ
- ゲーム・デザイン:冨田佳寿
- グラフィック・デザイン:もちづきかずのり、きたむらあつや、まつむらのぶひこ、DANDY DAN、うえくさゆみこ、山縣明
- 3Dグラフィック:DANDY DAN
- メイン・プログラム、バトル・プログラム:木村俊章
- イベント・プログラム:みやうちさとし
- サブ・プログラム:平健次郎
- サウンド:JOHN PEE(田中光人)、迫田敏明、ピュアサウンド
- パッケージ&マニュアル・デザイン:大沼隆一
- ディレクター:わたなべまこと
- プロデューサー:池田浩一
評価
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計22点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り、18.0点(満30点)となっている[3]。
項目
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キャラクタ |
音楽 |
お買い得度 |
操作性 |
熱中度 |
オリジナリティ
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総合
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得点
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2.9 |
3.0 |
3.0 |
3.3 |
2.8 |
3.2
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18.0
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脚注
外部リンク