ソウル・ゼインツ(Saul Zaentz、1921年2月28日 - 2014年1月3日)は、アメリカの映画プロデューサー。ニュージャージー州出身、ユダヤ系アメリカ人。
生涯
1955年にジャズのインディペンデント・レーベルのひとつのファンタジー・レコードのスタッフに迎えられた後1967年にパートナーたちと共に創設者のウェイス兄弟からファンタジー・レコードを買い取った。
ファンタジー・レコード所属のアーティストジョン・フォガティの泥沼化した法廷闘争を仕掛けた当事者で、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(ジョン・フォガティ作)の楽曲の著作権の侵害などでジョン・フォガティを提訴するなど不可解な告訴と訴訟の判例を繰り返した[1]。
映画プロデューサーとしては、手がけた3本の映画『カッコーの巣の上で』『アマデウス』『イングリッシュ・ペイシェント』がアカデミー賞を受賞している。
2004年にはミュージカル版の『指輪物語』の製作を手がけた。同年にファンタジー・レコードをコンコード・レコードに売却し、2007年に長年続いたジョン・フォガティとの訴訟問題に終止符を打って和解した。
長らくアルツハイマー病との闘病生活を送っていたが、2014年1月3日に92歳で亡くなった[2]。
主なプロデュース作品
出典
外部リンク