セントラル自動車技研株式会社(セントラルじどうしゃぎけん)は埼玉県川口市に本社を置いていた自動車ディーラー。
セントラル自動車および本田技術研究所・本田技研工業とは一切関係がない。
老舗のBMW正規ディーラーとして全国トップクラスの実績を持って営業していたが、2022年4月に法人活動が停止し、2024年7月に破産した[1]。
ただし、母体のセントラルグループ(イヅツみそ、田中德兵衞商店、FMコミュニティ川口、セントラルインターナショナル、セントラルグッドライフ)は現在も営業を継続している。
沿革(グループ会社も含む)
セントラルグループ公式HPより一部抜粋
- しかし、2020年、買収した渡辺自動車が自力再生できず債務超過に陥り民事再生法の適用を申請したことで、逆風が吹き始める。
- 2020年11月1日:BMW事業を終了。ジーライオングループが全事業を譲受し新会社「株式会社モトーレン埼玉」を設立し全事業を当該会社に移管する。
- 2021年
- 3月1日:福田モーター商会の全事業を川越市のBMWモトラッド正規ディーラー運営の「テクノコシダ」に事業譲渡する。
- 6月1日:ジャガー・ランドローバー事業を終了。世田谷区等々力の独立系輸入中古車ディーラー「グラーツ・オートモビール株式会社」が全事業を譲受。グラーツ社が新会社「BC Japan株式会社」を設立しジャガー東京の全事業を当該会社に移管する。
- 7月1日:マセラティ事業を終了。各店舗は閉店の上完全閉鎖もしくは他社移管を実施。
- 10月1日:ハーレーダビットソン事業を終了。ジーライオングループの会社「レピオグループ」が全事業を譲受。レピオグループ内のオートバイ部門「株式会社オートピア」に全事業を移管する。
- 12月24日:セブンアベニュー株式会社、グループ会社「セントラルインターナショナル」と合併して消滅。
- 2022年
- 4月1日:法人格の新旧交替を実施。旧法人は別資本の関連会社「株式会社東京テクニカル・リサーチ」と合併し解散・消滅とする[3][4]。合併の上、東京テクニカル・リサーチの社名を「セントラル自動車技研株式会社」(新社)に変更する[5]。
- 2024年
- 6月:セントラル自動車技研(新社)の社名を「ALV株式会社」に変更する[1]。
- 7月8日:ALV株式会社として東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産[1][6]。負債は約70億円。
- 10月:ルノー事業を終了。所沢市の輸入車ディーラー「株式会社ビジョナリー」に全事業を移管[7]。これをもってセントラルグループは、自動車事業から完全撤退した。
関連項目
脚注
- ^ a b c d e 倒産・動向速報記事 ALV株式会社帝国データバンク 2024年7月18日
- ^ 日刊自動車新聞1999年3月3日分記事
- ^ 2022年02月16日分官報掲載の決算公告より
- ^ ジャガー東京 と同一所在地である。
- ^ セントラル自動車技研株式会社の情報国税庁法人番号公表サイト. 2022年4月3日閲覧。
- ^ [1]2024年7月25日確認。
- ^ [2]2024年12月12日確認
外部リンク