センタ・バーガー (Senta Berger, 1941年5月13日 - ) はオーストリア出身の女優。ドイツ語読みではゼンタ・ベルガーだが、日本では英語読みの“センタ・バーガー”で知られている。
略歴
ウィーン出身。旧ユーゴスラビアとハンガリーの血を引く。父親はミュージシャン、母親は教師[1]。5歳の時からバレエを始める。身長163cm。1961年「秘密諜報機関」で共演したリチャード・ウィドマークに見出されたことがきっかけでアメリカ映画のみならず、フランス、イタリア映画へも出演するようになる。その豊満な肢体を武器に各国の映画雑誌からオーストリアのセックス爆弾と評され、西ドイツ出身で同じく映画女優のエルケ・ソマーなどとグラビアを賑わせた。
主な出演作品
- 旅 The Journey (英語版)(1959年)
- 秘密諜報機関 The Secret Ways (英語版)(1961年)
- 怪人マブゼ博士・恐るべき狂人 Das Testament des Dr. Mabuse (ドイツ語版)(1962年)
- ウィーンの森の物語 The Waltz King (1963年、TV シリーズ『ディズニーランド』Season 10 Episode 5-6、日本では1965年劇場映画として公開)
- 勝利者 The Victors(1963年)
- 小さな逃亡者 See How They Run (英語版)(1964年)
- ダンディー少佐 Major Dundee(1965年)
- 巨大なる戦場 Cast a Giant Shadow (英語版)(1965年)
- 栄光の野郎ども The Glory Guys (英語版)(1965年)
- 0011ナポレオン・ソロ / 消された顔 The Spy with My Face (英語版)(1965年)
- ヴィエナ超特急 Schüsse im Dreivierteltakt (ドイツ語版)(1965年)
- ナポリと女と泥棒たち Operazione San Gennaro(1966年)
- さらばベルリンの灯 The Quiller Memorandum(1966年)
- 悪のシンフォニー The Poppy Is Also a Flower (英語版)(1966年)
- 巨大なる戦場 Cast a Giant Shadow(1966年)
- サイレンサー/待伏部隊 The Ambushers (英語版)(1967年)
- 悪魔のようなあなた Diaboliquement vôtre (フランス語)(1967年)
- ネーム・オブ・ザ・ゲーム(TV ドラマ) The Name of the Game(1968年、Season 1 Episode 4 Collector's Edition)
- イスタンブール特急(TV 映画) Istanbul Express(1968年)
- スパイのライセンス It Takes a Thief(1968年、1969年)
- 火曜日ならベルギーよ If It's Tuesday, This Must Be Belgium(1969年、カメオ出演)
- 黒豹は死なず Les étrangers (フランス語版)(1969年)
- 女にしっぽがあったころ Quando le donne avevano la coda(1970年)
- ルート・ハルプファスの道徳 Die Moral der Ruth Halbfass (ドイツ語版)(1972年)
- 女がしっぽをなくしたころ Quando le donne persero la coda(1972年)
- 緋文字 Der scharlachrote Buchstabe (ドイツ語版)(1973年)
- 愛のほほえみ La bellissima estate (1974年)
- スイス・コネクション The Swiss Conspiracy (英語版)(1976年)
- 戦争のはらわた Cross of Iron(1977年)
- アム・アイ・ビューティフル? Bin ich schön? (ドイツ語版)(1998年)
- はじめてのおもてなし Willkommen bei den Hartmanns (ドイツ語版)(2016年)
参照
外部リンク