セブンパーク天美(セブンパークあまみ)は、大阪府松原市に立地しているセブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン&アイ・クリエイトリンクが運営している大型ショッピングセンターである。
概要
セブン&アイ・クリエイトリンクが、「セブンパーク」の第2号店(第1号店はセブンパーク アリオ柏)として開業した。開業当初より、アリオは冠していない点が、アリオ柏とは異なる。
核テナントは「イトーヨーカドー」ではなく「ライフ」[注 1]が出店しており、セブン&アイ・クリエイトリンクが運営するショッピングセンターでは初めて開業当初からセブン&アイ系列ではなく、かつ資本提携・業務提携をしていないテナントを核店舗に据えた施設となった[注 2]。ただし、セブン&アイ・ホールディングスの専門店は一部出店している。グランツリー武蔵小杉やプライムツリー赤池と同様、アリオ店舗で用いられているマスコットキャラクター「棚照結神」は当施設でも採用されている。
本施設の建築計画自体は2014年に届け出されており、2017年度の開業を予定していたが2021年開業に延期され、施設名や核テナント等も当初はイトーヨーカドーを核店舗としたアリオとして構想されていたが、上記のように変遷している。[2]
テナント
テナントに関しては「セブンパーク天美 フロアガイド」[3]を参照。
主要テナント
TOHOシネマズセブンパーク天美
TOHOシネマズ セブンパーク天美(トウホウシネマズ セブンパークあまみ)は、セブンパーク天美4階にあるTOHOシネマズ運営のシネマコンプレックス。セブンパークと同日の2021年11月17日にオープンした。
かつて松原市内には「昭和座」「天美映劇」「松原映劇」といった3つの映画館が存在していたが、全国の映画館数がピークに達した1960年に昭和座が閉館。残った天美映劇と松原映劇も1963年に閉館[注 3]しているため、当シネコンは松原市内58年ぶりの映画館となった。
特徴
10スクリーン/1,619席(車椅子20席)を有する。TOHOシネマズ独自規格シアターである『轟音シアター』『TOHOシネマズプレミアムシアター』が関西エリアとしてはそれぞれ初採用となっている。
スクリーン詳細
No.
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座席数
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車椅子
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Size(m)
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音響
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スピーカー
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備考
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縦
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横
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1
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245
|
2
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6.3
|
15.0
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7.1ch
|
|
|
2
|
245
|
2
|
6.3
|
15.0
|
7.1ch
|
|
|
3
|
79
|
2
|
3.6
|
8.6
|
7.1ch
|
|
|
4
|
98
|
2
|
3.6
|
8.5
|
7.1ch
|
|
|
5
|
89
|
2
|
3.6
|
8.5
|
7.1ch
|
|
|
6
|
185
|
2
|
5.3
|
12.8
|
|
カスタムオーダーメイドスピーカー
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轟音シアター
|
7
|
104
|
2
|
3.8
|
9.0
|
7.1ch
|
|
|
8
|
104
|
2
|
3.8
|
9.0
|
7.1ch
|
|
|
9
|
195
|
2
|
5.3
|
12.8
|
7.1ch
|
|
|
10
|
275
|
2
|
6.3
|
15.0
|
|
カスタムオーダーメイドスピーカー
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TCX
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脚注
注釈
- ^ 当施設の近隣にはライフ天美店が長年営業していたが、同店舗は2021年10月31日に閉店となり、当施設のセブンパーク天美店に移転したという扱いになっている。
- ^ セブン&アイ系列以外が核テナントになったのは、アリオ倉敷の天満屋ハピーズが入居した前例があるが、アリオ倉敷については開業当初は食品館イトーヨーカドーが出店していた上、運営会社の天満屋ストアはイトーヨーカ堂と業務・資本提携を行っている点で当施設とは異なる。
- ^ 大阪府の映画館「消えた映画館の記憶」を参照した[6]。
出典
外部リンク